バルセロナ(スペイン1部)が、エバートン(イングランド1部)に所属するベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『サン』が伝えた。
ハンブルガーでプロキャリアをスタートさせたオナナは、リールでのプレーを経て2022年8月にエバートンへ完全移籍。長い手足のリーチを駆使したボール奪取とキープ力、前への推進力を併せ持った守備的MFで今季はここまでプレミアリーグ18試合に出場して1ゴールを記録している。
そんなオナナに対して、昨夏に元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが退団以降、ピボーテを探しているバルセロナが目を光らせているという。エバートンは資金面に問題を抱えていることから今夏にベルギー代表MFを今夏に売却する方針だという。
そのなかで、エバートンはオナナのプライスタグを5100万ポンド(約96億1000万円)に設定しているとのこと。だが、同じく財政難を抱えるバルセロナが同選手獲得に動くのはエバートンが値下げをした場合のみとなっており、現時点では3400万ポンド(約64億1000万円)以上は支払う余裕はないようだ。
なお、オナナにはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やアーセナル(同1部)、チェルシー(同1部)も移籍リストの最終候補に含めているとのこと。エバートンと2027年夏まで契約を結んでいる同選手だが、来季はどのクラブのユニフォームに袖を通しているのだろうか。