滞在中にEVを充電できる環境を整え、EVユーザーが安心できる宿泊・余暇体験を提供します

EV充電インフラ事業「Terra Charge」を展開するTerra Charge 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:徳重徹、以下「当社」)は、大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:橋本啓太、以下「大江戸温泉物語」)の展開する温泉旅館やホテル等の35施設に、「Terra Charge」のEV充電器を導入することが決定したことをお知らせいたします。
2024年夏頃から、各店舗に普通充電器(6kW)を2口(2基)ずつ設置する予定です。
温泉旅館やホテルへの滞在中にEVを充電できる環境を整備し、快適でサステナブルな宿泊、余暇体験の提供を相互に目指してまいります。

EV充電器を導入予定の大江戸温泉物語 あたみ(静岡県熱海市)外観写真※4月8日より休館。7月22日リニューアルオープン。
●背景
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EV普及とEV充電インフラの拡充が急加速しています。経済産業省はEV充電器の設置目標を2030年までに30万口(現在3万基)とするなど、充電環境の整備が全国で求められています。
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の「第3回 充電インフラ整備促進に関する検討会 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の取り組みについて」資料(2023年7月13日)によると、2023年3月の組合員へのEV充電器の設置に関するアンケートでは、EV充電器を設置している施設は僅か25%となっています。
また、大半が1~2基の設置、かつ、3kWの普通充電器であるため、EV所有者が安心してEV車で旅行をするためにはEV充電インフラの整備が不十分な状況です。
大江戸温泉物語は、東京・お台場大江戸温泉物語を2003年に開業したことを皮切りに、現在は温泉旅館、ホテル、温浴施設、テーマパークを全国で38施設を運営しています。
同社は現在3施設においてEV充電器を設置・運用していますが、今後のEV普及を見据えた設置施設の拡充に向けて、設置にかかる初期費用やランニングコストが無料で、設置工事や補助金申請など煩雑な業務を任せることのできる、当社の「Terra Charge」の導入を決定していただきました。
今回設置予定の充電器は、6kW出力の普通充電器です。施設への移動に消費した電気を滞在中に充電することができ、EVで安心かつ環境に優しい旅行体験が可能となります。
大江戸温泉物語と当社は、温泉旅館やホテルへの充電インフラ普及を推進し、快適でサステナブルな旅行・宿泊体験の提供を目指してまいります。