フロントグリルは新しいメッシュパターンとなりワイドへ

プジョーは現在、世界的に人気のハッチバック『208』改良新型を開発中だが、その市販型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

第2世代となる現行型208は、2019年に登場。2022年には206,816台を販売し、VW「ゴルフ」が14年間守り続けた「欧州で最も売れた車」の地位を奪った。そして2024年以降もその成功を持続させるべく大幅改良を計画している。

捉えたプロトタイプは、ボディ前後を厳重にカモフラージュしている。ヘッドライトはダミーのため、現行型になる3本のLEDが見当たらないが、最終的には新設計され配置されると予想される。またグリルは新しいメッシュパターンを備えワイド化される。バンパーに伸びるおなじみの牙LEDは健在だが、やや直線的に刷新されているようだ。

リアエンドでは、やはりテールライトがダミーコンポーネントのため最終グラフィックは不明となっている。

キャビン内は、SUV「2008」新型同様に、10インチのタッチスクリーンを搭載するほか、3D効果を備えた新しい10インチのデジタルドライバーズ・ディスプレイも提供される。このプロトタイプはオートマチックトランスミッションを搭載しているが、プジョーはマニュアル装備の2008に新設計のシフトレバーを搭載しており、それはスーパーミニ208にも引き継がれるはずだ。

208改良新型の最終エンジンラインナップは不明だが、1.2Lディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルを追加すると噂されている。

改良新型のワールドプレミアは、2024年後半と予想される。

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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