【世界の変態図鑑】

第1回:植物に欲情する「デンドロフィリア」の男

「イギリス史上最悪の露出狂」またもや刑務所へ! 露出ひとすじ50年、重ねた罪の回数は… 世界の変態図鑑(2)
(画像=『TOCANA』より 引用)

”イギリス史上最悪の露出狂”と呼ばれる男が、またもや出した。英紙「Daily Star」などが伝えている。

同紙によると、マンチェスター刑事法院は今週、満員バスの乗客に手を振りながら男性器を見せつけたポール・スミス(65)に対して、懲役25カ月の判決を下した。

スミスは1972年から足かけ約半世紀にわたり、計170件の露出事件を起こしているという。初めて公衆の面前で男性器を露出したとき、彼はまだ14歳であった。

あるときは庭で近所の子どもたちに、あるときはバスを待つ女性の前で……。何度刑務所にぶち込まれようと、何度セラピーを受けようとも、彼の男性器がパンツに納まることはなかった。

判決によると、スミスには懲役のほか、性犯罪者リストへの登録と、生涯に渡る性加害防止命令の適用が課せられた。性加害防止命令に抵触すると具体的には、

・公園など、子どもが多く集まるとされる場所への接近禁止
・監視ソフトウェアがインストールされていない環境でのインターネットの利用禁止

などの制約がかけられる。だが、スミスのこれまでの所業を考えれば、あまり効果があるとは思えない。

2021年4月に別の露出事件で起訴された際にも、裁判官から「あなたはきっと、刑務所で生涯を終えることになるでしょう。しかし、あなたがそれを望むのであれば、もはや誰も止めることはできない」と、キツい口調で説教されていたというが、馬の耳に念仏であったようだ。

「イギリス史上最悪の露出狂」またもや刑務所へ! 露出ひとすじ50年、重ねた罪の回数は… 世界の変態図鑑(2)
(画像=『TOCANA』より 引用)

ポール・スミス(画像は「Daily Star」より)

精神医学的に、露出癖は露出症と呼ばれ精神障害のひとつとされている。要因としては、ストレスや性的不能、小児性愛に反社会性パーソナリティ障害など、さまざまな例が挙げられているものの、特定には至っていない。スミスも精神鑑定の結果「重度の鬱病」と診断されている。

露出狂は性犯罪の中でも再犯率が高いとされており、薬物と同様に治療が必要な事犯である。

一方、Twitterで全国の不審者情報を配信している「日本不審者情報センター」によると、日本でもほぼ毎日のように露出事案が発生している。その手口は実に多種多様で、

・下半身を出した状態でランニング
・夜道で下半身をライトで照らす
・道を尋ねるふりをして露出
・「俺がマジックを見せてやる」と言いながら露出
・「アンケートに協力してください」と言いながら露出
・「蜂に刺されてしまったので病院を教えてくれ」と言いながら露出

などなど……キリがない。この発想力を社会のために役立てられないものか?

露出などの公然わいせつ罪は刑法第174条により「6カ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金」に処される。これからの時期、気温も上がってくるがどうか間違いを起こさぬように……。

参考:「Daily Star」「日本不審者情報センター」ほか

文=ゼロ次郎

提供元・TOCANA

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