ガラタサライ(トルコ1部)が、ラツィオ(イタリア1部)に所属する日本代表MF鎌田大地(27)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『トゥット・メルカート』が伝えた。
フランクフルト(ドイツ1部)では攻撃の中心選手としてクラブのUEFAヨーロッパリーグ優勝などに貢献してきた鎌田は、昨夏にフリートランスファーでラツィオへ移籍。スペイン人MFルイス・アルベルトの控えに甘んじており、今季はここまで公式戦22試合に出場して1ゴール1アシストを記録しているが、直近は5試合連続で出番がない。
そんな鎌田の獲得に向けて、ガラタサライが移籍市場閉幕までに獲得したいと考えているという。そのなかで、ガラタサライが日本代表MFを獲得するためには現有戦力を放出しなければならず、その最有力候補がチェルシー(イングランド1部)からレンタルで加入しているモロッコ代表MFハキム・ツィエクだという。
昨夏に買い取りオプションが付随したレンタルでガラタサライ入りしたツィエクだが、今季はアフリカネーションズカップやフィットネスの問題もあり、ここまで公式戦14試合に出場して4ゴール2アシスト。現在はクラブからの構想から外れており、先月にはサウジアラビアのクラブと交渉を行っていたが、最終的に実現しなかった。
そのツィエクに関してガラタサライはレンタルを打ち切り、チェルシーに早期復帰するように求めているという。その後釜としてトップターゲットになっている鎌田はラツィオでの状況が好ましくないため、近日中に退団する予定のようだ。