ユベントス(イタリア1部)が、フロジノーネ(同1部)に所属するイタリア人MFマルコ・ブレシャニーニ(24)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。
ミラン下部組織出身のブレシャニーニは2020年にトップチーム昇格を果たすと、その後はイタリア複数クラブへのレンタル移籍を経験。昨夏にフロジノーネへ加わると、今季は豊富な運動量と卓越したボールコントロールを武器にここまでセリエ21試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。
そんなブレシャニーニに対して、ユベントスが今夏の中盤強化のオプションとして関心を示しているとのこと。イタリア代表MFニコロ・ファジョーリが賭博違反、フランス代表MFポール・ポグバがドーピング違反で長期出場停止処分が下されているユベントスは中盤強化を目指した今冬にも獲得を試みたが、フロジノーネが放出に否定的だったという。
その影響で最終的にサウサンプトン(イングランド2部)からU-23アルゼンチン代表MFカルロス・アルカラスを今季終了までのレンタルで獲得。買い取りオプションも保有しており、その金額は3500万ユーロ〜4000万ユーロ(約56億2000万円〜約64億3000万円)だとされている。
また、イタリア人MFにはユベントスが関心を示しているオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスが退団した場合の後釜としてアトランタ(イタリア1部)も関心を示している模様。加えて、ミラン(同1部)は買い戻しオプションを保有しているようだ。