メジャーリーグサッカー(アメリカ1部)のインテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2月4日に香港で行われた香港リーグ選抜戦を欠場。これを受け、中国サッカー協会は公式サイトから同選手に関するニュースを全て削除し、アルゼンチンサッカー協会との提携も解消したという。
中国メディア『163.com』によると、今回の提携解除の影響で、アルゼンチン代表が3月に開催予定だった中国での親善試合2試合は中止が決定的のようだ。また、メッシのスポンサーを務めるいくつかの中国ブランドとの契約も解消することになるだろうとのこと。
世界のスーパースターが4日の試合を欠場した理由は怪我の影響だという。しかし、同試合のチケットは日本円に換算すると約1万5000円~9万円で販売されており、高額料金を払ったにも関わらずプレーを見られなかったファン・サポーターは失望している。また、メッシの公式インスタグラムには「2度と中国に来るな」「香港を離れてすぐ、日本で奇跡的に怪我が治った。不思議だね」などのコメントが多数寄せられている。
なお、サウジアラビア1部のアル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドも、2024年1月に中国で開催予定だった親善試合を怪我のため欠場すると発表し、試合が延期となっている。しかし、この時は本人およびクラブ側がすぐに謝罪し返金の対応がなされた。
今後、メッシはどのような対応をするのだろうか。