2024年秋冬パリ・メンズコレクションにて、フランスのシューズブランド「J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)」と、日本のコレクションブランド「sacai(サカイ)」が、特別なコラボモデルを発表。

ジェイエムウエストンを象徴するモデルである「ゴルフ」と「ワーカーブーツ」が、アイコニックなソールが目を惹くユニークな1足へと生まれ変わっている。

時がたっても廃れない“永遠のクラシック”

1891年、フランス・リモージュで誕生した「ジェイエムウエストン」は、時がたっても廃れない“永遠のクラシック”を100年以上にわたって展開し、パリジャンたちの足元を様々なスタイルで彩ってきた。

ブランド名では英国のような響きを感じさせる一方、同ブランドが描き出すのは、紛うことなきフレンチエレガンスだ。

華麗なるプロダクトには、伝統を継承するアイコンシューズの「ローファー」をはじめ、洗練と堅牢を融合したオールコンディションシューズの「ゴルフ」、アウトドアスタイルにエスプリを注入した「ワーカーブーツ」など、オールジャンルのラインアップが取り揃えられている。

ハイブリッドなビジョンと独特なエレガンス

そして、1999年にデザイナーの阿部千登勢(あべちとせ)氏が立ち上げた「サカイ」は、独特でありながら普遍的、革新的でありながら「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトとしたコレクションを展開中。

ブランドの特徴は、ハイブリッドなビジョンと独特のエレガンス。たとえばニットと繊細な織素材など、対照的なテクスチャーを組み合わせたりパターンを再解釈したりすることで、着る人や見る人が「はっ」とするような魅力を与えている。

ランウェイで初披露されたコラボモデルは、ジェイエムウエストンの「ゴルフ」と「ワーカーブーツ」がベース。そこにサカイの感性を注入した特別なソールを採用することで、斬新かつアイコニックな魅力をまとっている。

同コレクションは、来たる9月にリリース予定。秋冬のビジネス&ストリートシーンに、新しい風を吹かせてくれそうだ。


(zlatan)