「ハイアットリージェンシー京都」のオールデイダイニング「カフェ 33(サーティースリー)」では、世界のカニ料理をベースにしたディナーコース「Crab Night(クラブナイト)」を開催中だ。
開催日は3月8日(金)までの毎週金曜日と土曜日。タコスやビスク、バーニャカウダソースで楽しむレッグスチームなど、いつもと違うカニ料理をこの機会に堪能してみては。
身体に優しく、美味しいグローバルな食体験
「カフェ 33」では、厳選された旬の食材を使って、ダイナミックでライブ感あふれるオープンキッチンから作り出される、身体に優しく、美味しく、そして新しいグローバルな食体験を提案する。
心地よくリラックスのできる雰囲気の中で、いつでも温かいホームスタイルの食事が楽しめる。
また、同店の料理長、マイケル・コール氏は、イギリス、フランス、ドイツなど、ヨーロッパを中心に各国でシェフとして手腕を発揮してきた。クリエイティブな感性で、質の高いオーガニック食材などを使ったオリジナル料理を生み出している。
世界のカニ料理を楽しむディナーコース
「世界で最もカニを食べるのは日本人」ともいわれているが、その食べ方は、カニ鍋、刺身、焼きガニなど、シンプルなものが一般的。
一方、世界に目を向けてみると、スパイシーなカレーやフライにしたり、茹でたカニを濃厚なソースと合わせたりなど、それぞれの地域ならではの調理法やアレンジで楽しんでいる。
そこで今回、カニの新たな魅力を知ってもらうため、コール氏が世界のカニ料理をベースにしたディナーコースを考案した。
グローバルなカニのメニュー
ここで、ディナーコースの内容を紹介したい。
「カニタコス」は、コーントルティーヤのタコスに、ズワイガニとコーンサルサ、ミックスハーブをトッピングした一皿。
タコスは挽肉のイメージが強いが、海沿いの街では魚介のタコスもよく食べるという。魚介の旨みと程よいスパイスがマッチしている。
「カニのビスク」では、カニの殻をじっくり炒めて煮込み、旨みを引き出したフレンチベースのスープに、カリっと焼いたズワイガニのチーズグリルトーストを添えた。
手間暇かけて、カニの旨みをぎゅっと凝縮させたスープとなっている。
「カニとアスパラガスのリゾット」は、この季節に嬉しい旨みたっぷりな贅沢リゾットだ。生のカニを使っているので、香りがしっかりあって深い味わいの一皿。春の芽吹きのようなアスパラの甘みも調和している。
「カニのレッグスチーム」は、スイートチリバターソースとバーニャカウダーソースを添えた迫力たっぷりのレッグスチーム。
「リッチなカニには、リッチなソースを」というのがシェフ流。ベストなタイミングを見計らったごく短いスチームで、出来立て熱々をテーブルまで運ぶ。
そして、最後までリッチな味わいを楽しんでほしいという思いで、デザートは「ストロベリーチーズケーキ」に。ペストリーシェフ特製のホテルメイドケーキで、食後もゆったり過ごそう。
グローバルな食体験を提案する、同店ならではの「Crab Night」を楽しみたい。
Crab Night
開催期間:3月8日(金)までの金曜日・土曜日
場所:ハイアットリージェンシー京都 1F「カフェ 33」
所在地:京都府京都市東山区三十三間堂廻り644番地2
料金:一人8,500円(税・サービス料込)
(田原昌)