大学生のインターンと昼飯を食うことになった。「最初だから、好きなものをご馳走するよ」と言ったら、「ザギンでシースーですね」とノタマう。そういう時は「お任せします」と言うもんだぞとノドまで出かかったが、こっちにはこういう時のためのトッテオキの店がある。

松屋銀座(と言っても牛丼ではなく地元の百貨店である。この店の人間によると語尾が平板だと百貨店、下げると牛丼屋だそうだ)の裏の三原通りに「まる伊」という寿司屋がある。駅のそばの月販店の丸井ではない。銀座では、高級寿司屋はランチ営業しないようであるが、識部6,050円、唐津8,800円なんていうのを昼間からやっている「久兵衛」なんていう営業の塊みたいな店もある。回転寿司も「スシロー」が有楽町駅前のビックカメラのあるビルの6階、「根室花まる銀座店」が東急プラザ銀座10階にあるぐらいだ。

さて、この「まる伊」は、ランチの握りが1人前1,300円(にぎり7貫と巻き物、お椀付き)と、1.5人前1,800円(にぎり11貫と巻き物、お椀付き)、特選にぎり(にぎり16貫、お椀付き)2,500円などがある。まあ、にぎり1.5人前で十分だろう。びっくりするよな旨さではないが、回転している寿司よりは数段旨く、このレベルの寿司屋が自宅の近くにあったら本当に嬉しい。1階と2階で営業しているが、12時前後は行列ができるが、13時過ぎには割とスンナリ入れる。この店によく行く人によると握りよりもづけあなチラシなどのチラシの方が旨いという。今度試してみたい。

採点(5点満点、3.5点が合格点)は、4.0を進呈しておこう。

銀座ランチ日記 その6「寿司処 まる伊 銀座総本店」
(画像=『SEVENTIE TWO』より引用)

文・三浦彰/提供元・SEVENTIE TWO

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