ヴィッセル神戸は2月7日、プレシーズンマッチでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが所属するアメリカMLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミと対戦。スコアレスでPK戦に突入し、GK新井章太が相手シュート3本を防ぐ活躍で神戸が勝利している。そんな新井が試合後にみせた行動についてSNSで話題になっている。
チームの勝利に貢献しMVP級の活躍をみせた新井は、試合終了後、ボールを手に「なんとかメッシのサインもらえないかな?」と嘆願。スタッフと見られる男性から「自分で行かなあかん」と返されると「自分で行かなあかん?無理?いけるか、俺だったら」と笑顔を見せながら答えた。これを受け、SNSではファン・サポーターから「競技関係なくプロ選手がスーパースターを前に少年になるところまじ好き」「ショータはショータだな 21番付けてまたウイニングボール持ってるの見て泣きそうよ」「貰えたのか気になる」など多数の声が寄せられた。
今季から神戸に加入した守護神は8日にXを更新し「本当に楽しかった。俺また明日から頑張る」と投稿。なお、サインを貰うことができたのかについては明らかになっていない。
正智深谷高校から国士舘大学を経て、2011年に東京ヴェルディへ入団した新井。しかし、出場機会に恵まれないまま2012年のシーズン終了後に契約満了で退団した。2013年に川崎フロンターレに完全移籍すると、2015年5月6日のサンフレッチェ広島戦でプロ5年目にして初出場を果たした。2020年にはジェフユナイテッド市原・千葉へ移籍し、1年目は全42試合に出場。翌年以降もレギュラーの座を掴み、その活躍が認められ2024年にヴィッセル神戸へ加入した。
35歳のベテランGKは今季、J1でどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。