古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属FW古橋亨梧は、AFCアジアカップの日本代表メンバーから落選すると、今月7日に行われたスコットランド1部リーグ第25節ハイバーニアン戦でスタメン落ち。途中出場でPK獲得から決勝ゴールを演出したとはいえ、チームメイトに不満を抱いている可能性があるという。

 古橋は今季ここまでリーグ戦24試合の出場で8得点と、シーズン前半戦におけるMF旗手怜央とFW前田大然の負傷離脱もありゴールを量産できず。現地では「ブレンダン・ロジャーズ監督の戦術にフィットしない」という声が挙がっているほか、FWルイス・パルマをはじめ一部選手との連係プレーにおける問題点も指摘されている。

 古橋のパフォーマンスを巡る問題には、セルティックOBのピーター・グラント氏も関心を寄せている模様。同氏は今月はじめ、英ポッドキャスト番組『ゴーラジオ』出演時に「(昨年11月26日開催の)マザーウェル戦でのパルマは見事だった。彼はクロスを上げたほか、カットインもした。ゴールも決めた。しかし、今の彼は縦ではなく横パスばかり出している。そこに問題があるのだ。私は古橋の立場なら、チャンスを演出しなかった回数だけ彼の首を絞めてやりたいくらいだ」と語ったという。

 またセルティックのライバルクラブであるレンジャーズOBのバリー・ファーガソン氏は、『ゴーラジオ』出演時に「古橋はちょっと調子が悪いんだ。当然ストライカーにはそのような時期があるんだ。彼はみんなが慣れ親しんでいるようなフォームではない」と、一部サポーターによる古橋批判に反論している。