地磯で釣り開始

同じ場所にまた向かうのが躊躇われた為、公園手前の簡単に入磯できる場所があった為、そちらで10時30分頃釣り開始

伊豆諸島『式根島』でのワーム使ったルアー釣行で巨大ザメにコバンザメと珍客揃い「小の口公園」のすぐ横にある地磯エリア(提供:TSURINEWSライター桂宏樹)

タックル紹介

竿ラテオ R 86ML
リール:フリームス LT2000C-XH(ハンドルだけトーナメントLBD)
ライン:モアザン デュラセンサー×8 1号
ショックリーダー:グランドマックス FX5号
他ワーム各種

 

魚は掛かるがなんか違う

ハタとかカサゴとか釣れるんじゃないかとワクワクしながらキャスト開始。カウントしながら4mほどまで落としたらシャクりながら斜めに浮いてくる様に巻いていくイメージでワームを操作します。暫くしたらサヨリやダツ、ヤガラ、そしてお馴染みのエソがワームを追いかけてくるようになる。

伊豆諸島『式根島』でのワーム使ったルアー釣行で巨大ザメにコバンザメと珍客揃い今回の釣り座にはこのサイズのダツがわんさかいるみたいでした(提供:TSURINEWSライター桂宏樹)

ストップ&ゴーで一瞬魚が喰える間を作ったり、逆に見切られないように早撒きしたりするとサヨリとエソが立て続けにヒット。しますが、釣りたいのは君たちじゃないんだよなぁと思いながらリリースしていきます

伊豆諸島『式根島』でのワーム使ったルアー釣行で巨大ザメにコバンザメと珍客揃い伊豆大島でも沢山釣れたエソがここでもお出迎え(提供:TSURINEWSライター桂宏樹)

迫力あるサメが沢山

暫く釣りをしていると、とっても大きな魚体が水面を漂い始めます。体長2mほどのサメが3から4匹、ワームを追いかける魚に引き寄せられたのか、グルグル周回して釣りにならない状況になります。沖側で釣りをしていた友人が戻ってきたので、状況を説明して昼食休憩ついでに場所替えすることになりました。

南下して式根島港周辺へ

地元の方々が様々な場所で釣りを楽しむ中、再開します。足元にはスズメダイやイスズミ、チョウチョウウオが潮の流れに沿って泳いでいるような状況です。

伊豆諸島『式根島』でのワーム使ったルアー釣行で巨大ザメにコバンザメと珍客揃い式根島港付近の地磯で30cm前後のムロアジが無数に掛かる(提供:TSURINEWSライター桂宏樹)

14gのワームを沖にキャストし、ゆっくりリールを巻いていくと即座にヒット。見えてきたのは30cmぐらいのムロアジ。どうも少し沖には群れでもいるのか暫くムロアジが立て続けに掛かります。

更に南下して式根島港そのものの左端先端でもキャストしますが、やはりムロアジが掛かります。

再度サメ強襲で冷や汗

何度目かのキャスト、何度目かのフッキング。ムロアジと思われる魚が掛かった直後、いきなり止まらない引きで竿が折れそうな勢いでU字に曲がります。ドラグも止まらず、明らかにお前が原因だろ、というサメが正面を通り過ぎていきます。もうかっこ良くて見惚れる魚体です。

何故かサメは沖に走らず、周りをそのまま周回する状況が続き、リール巻きとドラグだしを繰り返します。2000番リールで止められるわけが無いため、ワームが外れないことを祈りながら悶えていたら、口から外れたような感覚。

伊豆諸島『式根島』でのワーム使ったルアー釣行で巨大ザメにコバンザメと珍客揃いコバンザメ(提供:TSURINEWSライター桂宏樹)

重みもあるので良かったと思ったら、直後また何かがワームに掛かって抵抗する始末。ムロアジより重たくも走らない魚はまさかのコバンザメ。外れたワームに誤爆しちゃったのかと思うと少し不憫ですが、釣った本人は人生初めてのサメがマニアックすぎてしばし魚体鑑賞を楽しんでしまいました。知人に聞くと、この吸盤をガラス窓に付けると外れなくて大変らしいです。どこで聞いたんだそんな情報。