ヒエラルキーを超えるインテリア

【レクサスLBX 試乗記】コンパクトラグジュアリーに挑戦したLBXはサイズのヒエラルキーを超えたのか
(画像=高級なインテリア。材質、ステッチ、手触りも高級、『AUTO PROVE』より 引用)
【レクサスLBX 試乗記】コンパクトラグジュアリーに挑戦したLBXはサイズのヒエラルキーを超えたのか
(画像=コンパクトカーのコックピットとは思えない豪華さ、『AUTO PROVE』より 引用)

インテリアデザインや材質、手触りなど高級感が溢れ、まさにヒエラルキーを超えるコンパクトラグジュアリーと言うことができる。レクサスUXやNXに通じる見栄えで仕上げてあり、レクサスブランドに乗っている満足感は高い。驚くのはシートポジションの低さだ。クロスオーバーというよりハッチバックをドライブしている気分になり、開発の狙いの中でも高級感とともに、ダイナミック性能に重きを置いていることが伝わってくる。

そしてコンパクトカーでありながらビスポーク対応していることも驚かされる。これまでビスポークと言えば大型の超高級モデルを対象としてきたが、LBXは新しい挑戦をしているわけだ。そのLBXのビスポークビルドでは表皮素材や色、ステッチパターン、シートベルト、トリム加飾といったことに対応し、エクステリアでも外板色が17色もあり、加えてビスポークビルドではミラーガーニッシュ加飾など、見栄えの変化を楽しめる数多くのアイテムが用意されているのだ。

【レクサスLBX 試乗記】コンパクトラグジュアリーに挑戦したLBXはサイズのヒエラルキーを超えたのか
(画像=タッチパネル式のディスプレイは次世代のE/Eプラットフォームにアップデートされた、『AUTO PROVE』より 引用)
【レクサスLBX 試乗記】コンパクトラグジュアリーに挑戦したLBXはサイズのヒエラルキーを超えたのか
(画像=ドライバーを抜けばキャディバッグ1個は真横に搭載できる、『AUTO PROVE』より 引用)

また居住性においても割り切りの潔さがあり、好印象だ。つまり、Bセグメントというサイズでありながら、広いキャビンスペースを求めるというのが量販モデルの常識だが、高級ラグジュアリーブランドのレクサスが作るBセグメントはフロントの2座席にを優雅に、豪華に過ごせる空間とし、リヤシートはエマージェンシー程度に割り切っている潔さを感じる。コンセプトのヒエラルキーを超えるラグジュアリーとする、開発者の思い切りが伝わってくる。

じつは東京オートサロン2024で、このLBXにはハイパフォーマンスモデルの「LBX MORIZO RR CONCEPT」が展示されており、1.6Lターボを搭載するモデルも近々デビューすることがアナウンスされている。楽しみに待ちたい。

【レクサスLBX 試乗記】コンパクトラグジュアリーに挑戦したLBXはサイズのヒエラルキーを超えたのか
(画像=『AUTO PROVE』より 引用)
【レクサスLBX 試乗記】コンパクトラグジュアリーに挑戦したLBXはサイズのヒエラルキーを超えたのか
(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

提供・AUTO PROVE

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