リバプール(イングランド1部)が、ユベントス(イタリア1部)に所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得に興味を示しているようだ。
フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。昨季はその前シーズンに負った大怪我の影響もあり、最後までトップコンディションに戻らなかったが、爆発的な加速と細かいタッチのドリブルを武器に今季はここまでセリエA18試合で6ゴール2アシストを記録している。
そんなキエーザとユベントスの現行契約は2025年夏まで。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのマッテオ・モレット氏によれば、契約延長に向けた交渉はまだ行われていないものの、イタリア代表FWが新たに長期契約を結ぶかは保証されていないという。仮に交渉が破談に終わった場合、ユベントスはフリーでの流出を避けるために今夏に売却する方針とのことだ。
そのなかで、今季のプレミアリーグで首位に位置しているリバプールがキエーザに目を光らせているという。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など複数タイトルをクラブにもたらしたユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任を明言しているリバプールだが、今季もここまでプレミアリーグ20試合に出場して14ゴール8アシストを記録しているエジプト代表FWモハメド・サラーにサウジアラビア移籍の可能性が浮上している。