古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属FW古橋亨梧は、AFCアジアカップの日本代表メンバーから落選。FW前田大然がチームに再び合流した中、現地では今月7日のスコットランド1部リーグ戦における古橋のスタメン落ちが予想されている。

 古橋は今季ここまでリーグ戦24試合の出場で8得点と、シーズン前半戦におけるMF旗手怜央と前田の負傷離脱もあり昨季と異なりゴールを量産できず。FWルイス・パルマをはじめ味方選手との連係プレーに問題を抱えているほか、一部識者は監督交代による戦術面の変更が影響を与えていると指摘している。

 1月27日のリーグ戦再開初戦から2試合つづけてノーゴールの古橋。英メディア『フットボール・ファンキャスト』は7日に行われるスコットランド1部リーグ第25節ハイバーニアン戦のスタメンを予想しているが、前線3トップの中央に古橋の名前はなし。移籍ウィンドウ最終日にノリッジ・シティからレンタル移籍により獲得したFWアダム・アイダを配している。

 一方でセルティックの専門サイト『セルティックスター』は「一部のセルティックサポーターの間では、ハイバーニアン戦で古橋を外して、アイダをスタメン起用すべきだという意見が挙がっているが、それは根本的な解決策ではない。古橋のパフォーマンスが問題ではなく、彼に対するサポートが欠けている。スタメンを変えるならばウイングだ」と主張。パルマのベンチスタートや前田のスタメン起用を推奨している。

 今季ここまで思うような結果を残せず、アジアカップの日本代表メンバーから外れた古橋。アジアカップでFW浅野拓磨(VfLボーフム)、細谷真大(柏レイソル)が結果を残せなかったとはいえ、セルティックで出場機会を失うとなれば、今年3月開催の北中米W杯アジア2次予選の北朝鮮戦2試合でも落選となる可能性は十分に考えられる。