東京都による伝統工芸品の支援プロジェクト「東京手仕事」において最高賞「東京都知事賞」を受賞したGLASS-LAB社の「蛇ノ目切子」。
同社では「蛇ノ目切子」の新サイズを2月6日(火)から開催される東京インターナショナル・ギフトショー春2024年にて発表した。
数量限定で販売される伝統工芸の技を駆使した同グラスで、お気に入りの酒を楽しみたい。
数量限定のぐい吞みサイズ
同社では、同蛇ノ目切子で要望が多かった小さめの新サイズを開発した。同商品は、2月6日(火)から開催される東京インターナショナル・ギフトショー春2024年にて発表する。
また、2月15日(木)より数量限定で、同社ECサイトにて販売開始される。
「蛇ノ目切子 ぐい吞み」のサイズは高さ60mm・口径60mmで、カラーバリエーションは瑠璃と銅赤の2色。価格はどちらも33,000円(税込)だ。
オリジナルの江戸切子「砂切子」
椎名切子は1950年創業、椎名硝子加工所の流れを汲む硝子加工業。創業者の椎名三男氏は江戸切子をはじめ、あらゆる硝子加工に精通する。
二代目である椎名康夫氏は日本でも10人程度しかいない江戸切子の技法の一つ「平切子」の職人として現在も活躍している。
そして職人として三代目である椎名康之氏は「サンドブラスト」を得意としており、技術を磨いた結果0.09mmという極細の線までであれば確実に描く事が可能という。
椎名切子ではこの2つの技術を組み合わせたオリジナルの江戸切子を「砂切子」というネーミングで商品企画・プロデュース・販売を行っている。
新しいスタイルの江戸切子が誕生
大きな円盤刃の側面にガラスを当て、平面に削っていく江戸切子の技法「平切子」。ガラスにマスキングシールを貼り、砂を吹き付け模様を削る「サンドブラスト」。
この二つの技法を合わせることで全く新しいスタイルの江戸切子が誕生した。
色被せガラスの側面を16面に平面カットし透明にまで磨き上げ、底には日本酒猪口の代表的な模様である蛇の目をサンドブラストで加工した和酒専用江戸切子だ。
酒を注ぐと磨き上げた16面のグラス側面に底の蛇の目模様が万華鏡のように映る仕様になっており、手に取るたびに新しい表情を見せてくれる。
自分用にはもちろん、日本酒好きな人へのギフトにも最適の一品だ。
(MOCA.O)