2位:ファジアーノ岡山
主なIN選手
- MFガブリエル・シャビエル:加入(シャペコエンセ昨年9月退団)
- MF岩渕弘人:いわきFCより完全移籍
- MF竹内涼:清水エスパルスより完全移籍
- MF藤田息吹:モンテディオ山形より完全移籍
- FW齋藤恵太:ブラウブリッツ秋田より完全移籍
- DF田上大地:アルビレックス新潟より完全移籍
- GKスベンド・ブローダーセン:横浜FCより完全移籍
- DF阿部海大:ブラウブリッツ秋田への期限付き移籍より復帰
主なOUT選手
- DFヨルディ・バイス:契約満了
- FWチアゴ・アウベス:シャペコエンセ(ブラジル)へ完全移籍
- MFステファン・ムーク:アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)へ完全移籍
- FW櫻川ソロモン:横浜FCへ完全移籍※2023シーズンはジェフユナイテッド市原・千葉から期限付きで所属
2022シーズンはクラブ史上最高の3位となっていたファジアーノ岡山。しかし、昨シーズンは10位とプレーオフ圏にも入れず悔しい結果となった。それだけに2024シーズンに向けては補強で積極的な姿勢を見せてきた。
まず、中盤では名古屋グランパスや北海道コンサドーレ札幌で活躍したMFガブリエル・シャビエルを獲得。2017シーズン名古屋時代以来となるJ2でどんなプレーを見せるのか今から楽しみだ。同じく中盤では、昨シーズンいわきFCでチームトップタイのゴール数をマークしたMF岩渕弘人も獲得。奪った7ゴールのうち6ゴールが途中出場からであり、限られた時間でも結果を期待できる新戦力だ。
また、MF藤田息吹やMF竹内涼といったベテランが加入したことで安定感も増すだろう。2023シーズン、チームトップタイの6ゴールをマークしたMFステファン・ムークの流出は痛手だが、質はもちろん選手層で見ても十分な強化を果たせたと言えよう。
守備陣の補強にも成功している。2シーズン最終ラインを支えたDFヨルディ・バイスの移籍はあったものの、センターバックには昨年期限付き移籍先であったブラウブリッツ秋田の堅守を支えたDF阿部海大が帰還。GKズベント・ブローダーセンやDF田上大地といった実力者も加え、より強固な守備が期待できる陣容となった。
もちろん、前線もFWチアゴ・アウベスとFW櫻川ソロモンの流出をそのままにすることなく、昨シーズンの秋田におけるチームトップスコアラーFW齋藤恵太を迎えており、抜かりはない。複数の主力外国籍選手の流出はあったが、各ポジションに実力者を迎え入れ経験豊富なベテラン選手も加わったことから、戦力アップに成功したクラブ2位とした。