思わず顔を覆いたくなる厨二系
最後に紹介したいのは、若さゆえの過ち「厨二系」です。
・女王
高校の部活で三年生が私1人で尚且つ部長という君臨していた環境だったので呼び名が「女王」に。部活の皆と買い物に行ったデパートで一年生の子に大声で「じょおー!!」と呼ばれた時には激しく後悔しました。
・凍てつく道化師青井
元は「凍てつく青井」だったのを、二つ名メーカーで出た「現世の道化師」をくっつけてSNSの名前にしてたら定着しました。歴が長すぎて外で名前呼ばれても動じなくなります。
・✝︎幻影~phantom~✝︎
一人称は「俺」、多重人格者(設定)でした。なお、過去に痛いハンドルネーム系の記事で1位を頂いた経験があります。
・卍BLACKGOD卍
厨二の時にMMORPGで名乗りました。途中恥ずかしくて黒神(こくしん)と読ませて、16年くらいこの名前で生きてます。毎回名前の由来を聞かれるたびに悶々としてます。
・☆煉獄☆
小学生の時、既に中二病だったのでオンラインゲームの名前を「☆煉獄☆」にしていました。それから10年以上経ち最近、Twitter上の人たちとやることになり焦って名前の変更方法を探したけど不可能で、諦めてそのままプレイ。「煉獄殿wwwwブフォwww」と呼ばれて、本当に恥ずかしかったです。
・ヴァンデン・ヨナタンロート
30年くらい前かな、占いゲームでこのニックネームが開運するよ!と言われて、一時名乗ってたのが「ヴァンデン・ヨナタンロート」。厨二病拗らせすぎな上にこの名前でそのラジオのオフ会にリア友と行ったのも恥。
・ルビーの剣
ファミ通の記念イベントのステージイベントで本名が名乗れず、「ルビーの剣」と名乗りました。スマブラの飛び入り参加で盛り上げてしまったので、後日記事にその名前が載ってました……桜井政博氏と大勢の前でその名前を名乗ったのです。
・莉亜@漆黒の舞姫
過去にやっていたゲームがハンドルネームを変更出来ない仕様である事を知らず、適当に付けた名前が「莉亜@漆黒の舞姫」でした。オフ会の時の自己紹介が苦痛でした。今では笑い話に出来るいい思い出です。
■ 幽遊白書の名ゼリフの発案者が登場
外で呼ばれるにはちょっと恥ずかしく感じるネーミングが寄せられる中、珠玉のエピソードを披露してくれたのは「銀座HIKO」さん。
・響童子
中学時代に友達と合同誌を作っていた時のPN「響童子」をそのまま使って週刊少年ジャンプのキャッチフレーズグランプリに応募したところ、準グランプリを獲得してしまい自宅へ「響童子さんいますか」と編集部からお電話が。危うく「そんな人いません」と母に電話を切られそうになりました。
高校生にもなって厨二病丸出しのPNが思わぬ形で親バレしたこともショックでしたし、30年以上たった今も天然の母から「あの時は~」と時折蒸し返されて頭から布団を被りたくなっています。
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「準グランプリ」に選ばれたキャッチフレーズは、あの「幽遊白書」の主人公「浦飯幽助」の名ゼリフ「ダテにあの世は見てねえぜ!」の元ネタとなったもの。もしも母が電話を切っていたら、受賞も見送りになり、この名ゼリフが誕生しなかった可能性がある……と考えると、ハンドルネームの重要性を改めて感じさせられますね。