長野県信濃町の未利用地を有効活用し、サウナ付きのトレーラーハウス「Earthboat」を10台設置した集落「Earthboat Village Kurohime」が、4月1日(月)に、グランドオープンする。

それに先立ち、「Earthboat」公式サイトでは、「Earthboat Village Kurohime」と「Earthboat Nojiriko」の2拠点の宿泊予約受付を2月1日(木)から開始した。

「Earthboat」で風景になるような集落をつくる

「Earthboat」の新たなプロジェクトは村づくりだという。このサウナ付きのトレーラーハウスをベースに「Earthboat Village」と名付けたプロジェクトでは、これまで放置されてきた広大な土地や、有り余った敷地を再利用して、「Earthboat」を一度に複数台設置し、地域の魅力を伝えていくことを目的とする。

山や湖の自然を感じながら、外でのアクティビティを満喫し、部屋に戻ると本格的なサウナとホテルライクな寝室が待っている。そんな、ゆったりと快適に自然と触れ合う体験を提供する。

プロジェクトは、「Earthboat」の拠点・長野県信濃町の黒姫エリアからスタート。次いで北軽井沢、白馬、群馬県みなかみ町などを計画中だという。

まずはKurohime&Nojirikoの2拠点から予約を開始

「Earthboat」公式サイトでは、4月1日(月)以降の「Earthboat Village Kurohime」と「Earthboat Nojiriko」の宿泊予約を開始した。

会員制度も設定されており、月額980円のプレミアム会員に登録すると、毎月980ポイントが付与される。さらに、実際に予約すると宿泊費の10%分がポイントバックされるので、2回目以降の予約がリーズナブルになる。ポイントは1P=1円で使用可能だ。

また「Earthboat」では、スムーズなセルフチェックインシステムを採用。チェックインは当日に通知されるパスコードを使用してゲスト自身で行う。

では、ここからは、サウナ付きトレーラーハウス「Earthboat」の室内を紹介しよう。室内には快適に眠るためのクイーンサイズベッド・キッチン・シャワー・トイレが備えられているが、リビングは「外」だ。

これは、より快適に「外」で過ごしてもらうためのツールとして「Earthboat」が開発されていることによる。リビングにはアウトドア用の薪ストーブや、サウナがあるので、体が冷えても簡単に暖を取れるのが嬉しい。

サウナは滞在中いつでも利用可能。サウナがあることで、より「外」での滞在時間を広げることができる設計となっている。

室内にはクイーンサイズベッドを完備。ふかふかのベッドは、キャンプの良さも味わいながら、ホテルのような快適な睡眠を約束する。

キッチンでは簡単な調理が可能。外でBBQを楽しむ際の下拵えをしたり、コーヒーを淹れたりと、それぞれの楽しみ方で過ごせる。

開業希望者向けの宿開業パッケージも準備中とのことで今後ますます拠点が増えそうな「Earthboat」だが、まずは4月にグランドオープンする2拠点で新しい宿泊体験をしてみてはどうだろう。

(高野晃彰)