北海道コンサドーレ札幌からいわてグルージャ盛岡へ完全移籍した元日本代表DF西大伍は今月はじめ、『幻冬舎』の編集者である箕輪厚介氏と対談。『週刊新潮』が報じたAFCアジアカップ日本代表FW伊東純也(スタッド・ランス)の性加害疑惑報道について意見を述べたが、ヴィッセル神戸時代に報じられた西の中絶報道に再び注目が集まっている。
西は4日夜に自身のYouTubeチャンネルで、伊東の性加害疑惑報道に詳しい箕輪氏との対談動画を公開。この対談では「伊東選手が飲み会行くはずがない」「あんな陰キャラの人が、初対面の女性とそんな話すわけがない」といった“伊東純也擁護論”をもとに、ファン・サポーターが抱くサッカー選手の理想像と実際に姿のギャップが議題に。箕輪氏の分析をもとに、西がサッカー選手の女性関係や飲み会事情について語っている。
ただ西自身も女性問題で週刊誌のターゲットにされた過去を持っている。『Smart FLASH(スマートフラッシュ)』が2021年11月伝えたところよると、同選手は鹿島アントラーズ在籍時の2018年秋頃から女性と交際。神戸移籍後に妊娠中絶問題を抱え、女性に対する態度を巡り批判を浴びていた。
また2020年11月には、当時神戸でチームメイトだったFW藤本憲明(現鹿児島ユナイテッドFC)とインスタグラムでライブ配信した際に「俺も子供欲しいけどなあ、いろんなところに」と発言。2019年に中絶報道で注目を浴びていただけに、発言内容が議論の対象となっていた。
それだけに西が女性問題に関して議論を交わしていることに対して、賛否両論含めて様々な声が。YouTubeのコメント欄らX(旧ツイッター)などで「凄くリアルな話」「もっとアスリートの裏話聞きたい」「まさか箕輪さんと対談するとは!?」と反響を呼ぶ一方、「西も過去に中絶報道があったけど…」「西大伍が話す話題なのか…」「伊東純也を使って自分がやった事を肯定しようとするな」などと否定的な意見も。「大伍さんも週刊誌にやられたんだよな」「西選手のゴシップが出た時も非常に偏った見方をする人が多いとSNSを見ていて感じました」といったコメントを見られる。
なお週刊新潮による性加害疑惑報道を巡っては、アジアカップ開催期間中だったこともあり、SNS上で女性側や週刊誌側に対する批判が噴出。メディアを通じて垣間見えた伊東の一面をもとに、同選手を擁護するファン・サポーターも多くいる。