日本サッカー協会 写真:Getty Images

 『幻冬舎』の編集者である箕輪厚介氏は、自身のYouTubeチャンネルで『週刊新潮』によるFW伊東純也(スタッド・ランス)の性加害疑惑報道を解説していることで知名度を上げている。その箕輪氏が元日本代表DF西大伍(いわてグルージャ盛岡)と対談。とある有名選手とのやり取りで衝撃を受けた過去を明かしている。

 今回の性加害疑惑報道を巡っては、メディアを通じて垣間見えた伊東の一面をもとに同選手を擁護する意見が噴出。4日夜に西のYouTubeチャンネルで公開された対談動画では、ゲストの箕輪氏が「伊東選手が飲み会行くはずがない」「あんな陰キャラの人が、初対面の女性とそんな話すわけがない」という声に対して、「そういった声は、逆に伊東選手にとってもしんどいと思う。『飲み会くらい行くわ』と。アスリートにまで清廉潔白を求め始めたら、世の中つまらなくなると思う」と、“伊東純也擁護論”に警鐘を鳴らしている。

 この問題に関連して、西が「ナイトマッチの後とか寝れなかったりする。むしろ(飲み会に)行きたいんですよ」とサッカー選手の飲み会事情を説明。箕輪氏が「選手は(試合後に)ハイになっているから、お酒飲みに行ったりとか、飲めなくても(お酒の場で一緒にいる人と)ずっと喋っていたりとか。むしろ家帰って、すんなりと寝れる状況ではないですもんね」と言葉を返すと、西も「はい」と首を縦に振っている。

 さらに箕輪氏はサッカー選手の飲み会事情に関連して、「最も有名なくらいだった元サッカー日本代表の人とかに、何かしらの経緯でLINEでモデルの人を紹介したんですよ。『紹介してほしい』みたいな(連絡が来て)。そしたら『今晩ご飯行きませんか』と。(紹介してからのアポイントが)早いなと」と、過去に経験した有名選手とのやり取りを告白。

 「このスピードが会社員やビジネスパーソンの発想だと『今月どこかで』と言うけど、アスリートはオフの期間が短いし、日本に戻ってきて日本人と会う時間も限られているとなれば、『この2時間後、1時間だけ会いませんか?』とか。すごい勢いで生きているんだなと思うんですよ。普通の物差しで測ってあげるなと思いますね」と、サッカー選手と一般人の違いにも言及した。