お尻の大きな女性は多くの男性たちを虜にし、そのお尻で大金を稼ぐこともできる。海外ではお尻の大きな女性たちがSNSに自撮り画像を公開し、それをキッカケにして収益を得ている。中には、さらなる注目を集めようとお尻にシリコンを注入する「豊尻術(ヒップアップ)」を受ける女性たちもいるのだ。

もっとも、この豊尻術は必ずしも安全とはいえない。そのリスクを知るうえで、まずは海外の過激動画サイト「Crazy Shit!」に公開されている画像をご覧いただきたい。

 グアテマラで撮影されたとされる画像には、お尻の大きな美女の姿が映っている。しかし、そのお尻は大きく抉れ、傷口からはピンクでプヨプヨした肉が見えており痛々しい。タイトルには「グアテマラで豊尻術を受けてはいけない」と書かれている。詳細は不明であるが、おそらく豊尻術に失敗して、これほどまで悲惨な状態になってしまったのだろう。

 アメリカの人気女性フィットネスモデル、ジェネイル・サラサール・バトラーさんも、豊尻術の失敗例として話題となった人物の一人だ。彼女は2010年、お尻にシリコンを注入した。当時、産後うつで体重が減少したため、手っ取り早く体型を元に戻そうと手術を受けたという。インスタグラムで何十万人ものフォロワーを抱えていたこともあり、体型に対する危機感は人一倍強かったのだ。数年後、バトラーさんのお尻には、痛みとかゆみ、変色、へこみが現れ始めた。生命の危険を感じたバトラーさんは、シリコンを取り除く決意をした。しかし、シリコンは時間の経過とともに健康な組織と一体化して、除去するのが困難となる。バトラーさんは豊尻術を受けてから8年後にシリコン除去手術を受けたが、手術は6時間にも及び、17000ドル(約190万円)もの費用がかかった。

 グアテマラの画像やバトラーさんの例からも明らかな通り、お尻にシリコンを注入する行為はリスクを伴う。自己顕示欲を満たすため、もしくは収益を得るためとはいえ、身体に異物を挿入する前に十分な検討が必要であることは指摘するまでもない。 (文=標葉実則)

参考:「Crazy Shit!」、「INSIDER」、ほか

※当記事は2019年の記事を再掲しています。

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提供元・TOCANA

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