パフォーマンスSUVのジャガー・Fペイスの2025年モデルが日本での受注を開始。ハイパフォーマンスグレード「SVR」の最高出力を550psから575psにアップするとともに装備面を拡充し、新グレード「SVR 575 EDITION」として設定

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年1月23日、ジャガー・ブランドのパフォーマンスSUV「Fペイス(F-PACE)」の2025年モデルを発表し、同日より受注を開始した。

ジャガー・Fペイスの2025年モデルが日本デビュー
(画像=▲ジャガー・Fペイス・SVR 575 EDITION 価格:8SAT1612万円 全長4762×全幅2175(ミラー含)×全高1670mm ホイールベース2874mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはサントリーニブラック、『CAR and DRIVER』より 引用)

車種展開は以下の通り。

■2リットル直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(204ps、MHEV)搭載車

Fペイス・RダイナミックSE D200:927万円

■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(250ps)搭載車

Fペイス・RダイナミックSE P250:917万円

Fペイス・RダイナミックHSE P250:988万円

■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン+電気モーター(404ps、PHEV)搭載車

Fペイス・RダイナミックSE P400e:1096万円

Fペイス・RダイナミックHSE P400e:1150万円

■5リットルV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジン(575ps)搭載車

Fペイス・SVR 575 EDITION:1612万円

ジャガー・Fペイスの2025年モデルが日本デビュー
(画像=▲ジャガー・Fペイス・RダイナミックHSE P400e 価格:8SAT1150万円 全長4747×全幅2175(ミラー含)×全高1664mm ホイールベース2874mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはアイガーグレイ、『CAR and DRIVER』より 引用)
ジャガー・Fペイスの2025年モデルが日本デビュー
(画像=▲ジャガー・Fペイス・SE D200 価格:8SAT927万円 全長4747×全幅2175(ミラー含)×全高1664mm ホイールベース2874mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはフジホワイト、『CAR and DRIVER』より 引用)

 Fペイスの2025年モデルは、ハイパフォーマンスグレードの「SVR」をアップグレードし、「SVR 575 EDITION」として設定したことがトピックである。まずは、4999cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンスーパーチャージドエンジンのセッティング変更を実施。最高出力は従来の550ps/6250~6500rpmから575ps/6500rpmへとアップする。最大トルクの700Nm/3500~5000rpmは従来と同スペックだ。トランスミッションは従来と同様に8速オートマチックを組み合わせ、駆動システムにはAWDを採用している。

ジャガー・Fペイスの2025年モデルが日本デビュー
(画像=▲SVRに搭載する4999cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンスーパーチャージドエンジンのセッティング変更を実施。最高出力は従来の550psから575psへとアップする、『CAR and DRIVER』より 引用)

 快適装備の拡充を図ったこともSVR 575 EDITIONの訴求点で、固定式パノラミックルーフやヘッドアップディスプレイ、プライバシーガラス、リアシートリモートリリースレバー、JaguarDriveコントロール(アダプティブサーフェイスレスポンス付)を標準で採用する。また、全モデル共通の仕様変更として、追加電源ソケットを標準で組み込んだ。

ジャガー・Fペイスの2025年モデルが日本デビュー15fc671c9c66bac87f0c53fd55.jpg
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
ジャガー・Fペイスの2025年モデルが日本デビュー
(画像=▲SVR 575 EDITIONはエボニースエードクロス&エボニーウィンザーレザーパフォーマンスシート(エボニー/エボニーインテリア)やエンボスドアルミニウムのトリムフィニッシャー、固定式パノラミックルーフ、ヘッドアップディスプレイ、プライバシーガラス、リアシートリモートリリースレバー、JaguarDriveコントロール(アダプティブサーフェイスレスポンス付)を標準で採用。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より 引用)

 SVR以外のパワートレインは基本的に従来と共通で、“INGENIUM”1998cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力204ps/3750~4000rpm、最大トルク430Nm/1750~2500rpm)に減速時のエネルギーロスを減らすために小型統合電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)、“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力250ps/5500rpm、最大トルク365Nm/1300~4500rpm)、“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+モーター(システム最高出力297kW[404ps]、最大トルク640Nm)+リチウムイオン電池を搭載したプラグインハイブリッド(PHEV)を設定。トランスミッションには8速オートマチックを組み合わせ、駆動システムにはAWDを採用している。

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ