釣り座138番に入釣
それだけ手前(桟橋直下)を狙うメリットがあるってことかな?
吉田康雄
「それもあると思います。たとえば手前だと型がいいとか。ですが活性に見合わないロングハリス(大段差)はかえって釣りを難しくしてしまいます。しかしそうでないと底に届かない。ゆえにひと癖ある段差の底釣りとなるわけです」
なるほどね。ではノーマルハリスで底に届く竿の長さではなく、今回はあえて吉森さんの常連が多用する段底にチャレンジしてみよう。そういうことだね。
吉田康雄
「はい!」

そんなわけで吉田が入釣したのは、事務所から見て奥マスの釣り座138番。バランスの底釣りなら9~10尺竿が妥当な水深を、あえて7尺を継ぎ準備を始めるも底ダテの段階からつまずく。
吉田康雄
「あれーっ、かなりハリスを伸ばしたつもりですが、それでもまったく底に届きませーん」
やれやれ先が思いやられる(笑)。
次回も「ひと癖ある段差の底釣り」です。
<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>