日本代表戦を含むAFCアジアカップカタール2023の全試合を中継している動画配信サービス「DAZN」に、視聴者から不満の声が挙がっている。
2月3日に行われた準々決勝の日本対イラン戦は、同サービスの生配信と共にテレビ朝日系列でも生放送された。そんななか、SNSでは「なんでDAZNって高い月額料金払ってんのに広告入るんや? マジで邪魔なんやけど」など、有料にも関わず広告が表示されることを疑問視する投稿が多数見られた。
スポーツメディアなどを運営する株式会社Link Sportsの竹中玲央奈氏は、自身のX(旧Twitter)で「DAZN、立ち上げた時に広告流すのマジでやめた方が良い。特にサッカーなんて15~30秒で試合が決まる貴重な1点が入る可能性あるし、視聴者にとってその瞬間を見逃す体験損失は大きい。スポーツのライブ配信の価値を知ってればこんな作り方しないしUXとして最悪」と意見を述べている。
広告表示以外では、2023/2024シーズンのプレミアリーグ放映権が取得できなかったことや「クルクルして止まる。画質が悪い」などの指摘も多数寄せられた。
DAZNは2024年2月14日から、スタンダードプランの月額基本料金を3700円から4200円に改定。3年連続での値上げとなり「高いから解約した」というユーザーも多くいるようだ。
同サービスが2033年まで放映権契約を結ぶ明治安田Jリーグは2月23日に開幕。今後のユーザー数に注目が集まる。