冨安健洋 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、2月3日開催のAFCアジアカップ準々決勝でイラン代表と対戦。前半キックオフ早々、DF冨安健洋(アーセナル)やMF守田英正(スポルティングCP)に対するFWサルダル・アズムン(ローマ)のラフプレーが物議を醸している。

 冨安やMF久保建英(レアル・ソシエダ)など、主力選手をスタメンに並べた森保ジャパン。キックオフから球際で激しい攻防が繰り広げられる中、4分にセンターサークル付近で冨安がパスを受けた瞬間、プレスに来たアズムンが同選手の両足を踏みつけてファウルを貰う。6分には左サイドでパスを受けた守田に対しても足を踏み、日本のフリーキックで再開した。

 アズムンといえば、2019年のアジアカップ準決勝における日本戦での暴挙が記憶に新しい。同選手はMF柴崎岳(鹿島アントラーズ)の顔面を引っ叩くと、乱闘騒ぎに発展。DF長友佑都(FC東京)とイラン代表選手の小競り合いも発生すると、アズムンと長友にイエローカードが提示された。

 それだけにアズムンのファウルを受けて、X(旧ツイッター)では「冨安を削るな!!」「冨安を潰しにきている」「守田に何をするんだ」「アズムン荒いな」といった批判が噴出。「アズムンに負けるな」「絶対にアズムンにだけには点取られて欲しくない」などと、日本代表に対する激励のメッセージも数多く寄せられている。