日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)は、2月3日開催のAFCアジアカップ準々決勝イラン戦でスタメン出場。MF守田英正(スポルティングCP)の先制ゴールを演出したポストプレーで注目を浴びているほか、代表OB田中マルクス闘莉王氏の指摘が的外れだと話題になっている。
ここまでアジアカップ全4試合出場で4ゴールと、本来のパフォーマンスを発揮している上田。1月31日に行われた決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦でも追加点をマークしたが、闘莉王氏は「ポストプレー、コンビネーション(味方との連係プレー)、ワンツーだったり。常に裏ばかりでボールを持ちたがる。今度は逆のパターンをちょっと考えてほしい。まだまだチームとして成り立たない部分がある」と改善点を指摘していた。
そんな中で迎えたイラン戦では、28分に左サイドからのパスをペナルティエリア手前で受けると、相手選手を背負いながらボールをキープ。左サイドから中央へ切れ込んできた守田にパスを出すと、守田は相手選手を剥がしてペナルティエリアに侵入。右足を振りぬくと、シュートは相手ゴールキーパーに当たってゴールマウスに吸い込まれた。
このゴールシーンがX(旧ツイッター)で瞬く間に拡散されると、「上田のポストプレーが良かった!」「上田、ゴールだけでなくポストプレーでもチームに貢献している」といった声が挙がるなど、「上田のポストプレー」がトレンド入り。
闘莉王氏の指摘に対して、「闘莉王にポストプレーできないできない言われまくってた上田綺世、いいポストプレーしたよ」「闘莉王の指摘的外れ」といった反応も見られる。なお日本は前半アディショナルタイムにイランの猛攻に遭ったが、1-0で後半へ折り返している。