ワームは形がなくなるまで使おう
少し話が逸れたようだが、ワームは形がなくなるまで使ってみればいいのではないかという提案だ。私は根が吝嗇家にできていて、そういう自分のケチさを楽しみながらもっと奥の世界へ……という気質を持っていて到底矯正不能という年齢でもある。若いライトゲームアングラーにはいきなりオススメできる釣り方ではないが、このような奥の手もあると呟いておこう。
ライトゲームのワームの値段は高ければ1個100円する。ジグヘッドと共に海に落とせば200円の無益な損失と環境破壊。実は小さな釣り具を労しく、大事にするという精神は、こと慎重な所作が求められるライトゲームにおいて、釣りの腕を向上させる意味合いもあるのではないかと無理屈をつけて終わりにしましょう。
<井上海生/TSURINEWSライター>