「熱海パールスターホテル」では、希少なジビエをメインにしたコースを、6階「ローカルガストロノミー シンフォニア」にて3月31日(日)までの期間限定で提供中だ。また、ジビエのディナーと朝食がセットになった、二食付き宿泊プランも用意している。

非常にデリケートで火入れの技術を要する「ベキャス(山シギ)」と「ペルドロー グリ(山うずら)」。フランスの三ツ星レストランで腕を磨いた青木宏和シェフが贈るスペシャリテを堪能しよう。

繊細な肉の味わいをストレートに楽しめるジビエ料理

ここ数年で、日本でも多くの人に親しまれるようになったジビエ。同ホテルでは、旬の冬の季節にジビエの新たな美味しさを体験できるディナーコースを用意した。

また、料理の特徴に合わせ、シャンパン、ワイン、デザートワインなど、6種のワインをペアリングしたプランもある。

シェフのセンスが光るジビエ料理

アミューズブーシュ「ピジョンラミエ(森ハト)のムース 黒トリュフ」は、森ハトを丸々一羽使い、身や内臓とフォアグラやバターをあわせてペースト状に仕上げ、黒トリュフソースを合わせた軽い口当たりのスターターだ。

ジビエの王様、ベキャス(山シギ)は「ジビエは火入れで決まる」と言われるその筆頭に挙げられる。

「ベキャスのロースト ソースサルミ」では、時間をかけて中心部分がロゼに仕上がるよう丁寧にロースト。良質な肉が持つ独特の深い味わいを、濃厚でクラシックなサルミソースが一層引き立てる。

また、ベキャスのレバーにフォアグラを加え、ポートワインなどで香り付けしたメルバトーストなどを添えて、旨味の凝縮感とベキャスの真骨頂を思う存分楽しめる一品に仕上げた。

ペルドロー(山うずら)には、ルージュ(赤色)とグリ(灰色)の2種類があり、「ペルドローグリのロースト 黒トリュフ」には野性味が強くて味が良く、珍重されているグリを選択している。

しっかり熟成させたグリをバターでじっくりとアロゼしながら焼き、余熱でゆっくりと柔らかなロゼに仕上げた。

付け合わせには相性の良いキャベツのブレゼ、ソースにはジビエのガラのみで煮出した、繊細かつ骨格のしっかりしたソースを。伝統的なペルドロー料理に黒トリュフを合わせた一品だ。

ベキャスのコースは27,500円、ペルドロー グリのコースは23,100円となる。

ペアリングワイン

ジビエ料理とペアリングした赤ワインは、北ローヌの名門ワイナリー「ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネ」の「クローズエルミタージュ タラベール ルージュ 2020」だ。

フランス随一のテロワールで、凝縮した色合いでクラシカルながらも深みと奥行きのあるヴィンテージ。そのスパイシーな味わいが、ジビエの味わいをより豊かに楽しませてくれる。

6種のペアリングは7,700円。力強いジビエの味わいとワインとのペアリングを楽しみたい。

同ホテルでは、熱海湾を一望できる露天風呂が付いた客室の宿泊プランも用意している。

熱海の海を臨むラグジュアリーかつ洗練されたリゾート空間で、自然の恵みを味わいながら特別な時間を過ごしたい。

ジビエコース
期間:〜3月31日(日)
時間:17:30〜20:00
場所:熱海パールスターホテル6階 ローカルガストロノミー シンフォニア
所在地:静岡県熱海市東海岸町6番45号

(田原昌)

※表示料金は税込、サービス料別
※仕入れ状況等により、食材・メニューが変更になる場合あり