日本盛は、「Sakari Gin 夙川」を新発売した。
130年以上にわたる日本酒造りの技術や経験を活かしたこれまでにない味わいのジンを楽しみたい。
酒粕と酒樽(杉)の香味を楽しむクラフトジン
同商品は、メインボタニカルである酒粕と酒樽(杉)の香りを、口に運ぶ前から存分に感じることができ、口に入れた瞬間に広がる非常に特徴的な味わいが酒蔵らしさを表現している。さらに、その他の国産ボタニカル(山椒、紫蘇、檜、柚子、桜)(※1)も味わいの骨格を担っており、それぞれが持つ特徴的な爽快感とスパイシーさがメインボタニカルの酒粕と杉の特徴ある香味を調和させている。
また、酒粕由来の成分によって、蒸留酒とは思えないほど非常にまろやかな口当たりであることも特徴であり、一般的なジンとは全く異なる商品だ。
国産ボタニカル7種類とジュニパーベリーを使用
同商品は、ボタニカル(※1)を浸漬するアルコールに同社の酒粕を再発酵させたアルコールを使用。酒粕と酒樽(杉)の他5種類の国産のボタニカル(※1)とジュニパーベリーを漬け、少量生産で丁寧に造り込んだ酒蔵らしい酒粕と酒樽(杉)の香りが特徴的なクラフトジンだ。
商品名とデザイン
商品名の「夙川(しゅくがわ)」は、日本盛の所在地である西宮市に流れる川であり、桜の名所として地元の人々に愛されている。古くは川の流れを利用して清酒製造用米の精米をしていたこともあり酒造りに所縁のある川だ。
また、同商品の表面は、シンプルな白ベースに夙川をイメージした三本のゴールドのラインが特徴的なデザイン。ラインの上下にあしらっているドット柄は米の形をしている。
裏面は、同商品を通して夙川の風景を覗くことができ、視覚的にも楽しめる。
同商品は、公式オンラインショップ「Sakari online」及び酒蔵通り煉瓦館にて販売中だ。また、一部百貨店、酒販店などでの販売を予定している。
ヴィーガン、グルテンフリー、防腐剤不使用
ヴィーガン、グルテンフリー、防腐剤不使用の同商品は、ジントニック(甘くないトニック)、ジンソーダ、ストレート(よく冷やして)、オンザロックで楽しむのがおすすめだ。
酒粕と酒樽(杉)の香味を楽しむクラフトジンをゆっくりと味わってみてはどうだろう。
Sakari Gin 夙川
ボタニカル:酒粕、杉、山椒、紫蘇、檜、柚子、桜、ジュニパーベリー※ジュニパーベリー以外すべて国産
アルコール度:41度以上42度未満
容量:700ml
参考小売価格:6,600円(税込)
(角谷良平)
※1 ボタニカルとは植物由来を意味する言葉で、ここではジンに風味を加えるために使用する素材を指す