会社員以外を選ぶハードルが昔よりも下がっている現代では、独学のための本や、先駆者から学びを得られるスクールなどが多く存在します。
freee株式会社(以下、freee)によると、起業準備にかかる目安は、3カ月~1年程度だといいます。事業作りや、経験者から事前に話を聞くと、もっと時間がかかるかもしれません。
今回のまとめ記事では、「いつか起業したい」「起業も検討している」「ゆくゆくは副業を……」といった人の準備期間に役立つような聴講できるピッチイベントや、必要となる経理や事業づくり、起業ストーリーなどを学べる本を紹介します。
社長が持つべき経理の知識とは?
経営層へのキャリアアップや起業を目指すなら読んでおきたい 経理のプロによる『社長になる人のための経理とお金のキホン』
流創株式会社の代表取締役社長である前田康二郎氏が、『社長になる人のための経理とお金のキホン』を出版しました。
社長になった「瞬間」から必要となる使用頻度の高い項目から優先して内容を構成し、「なぜ会社に経理が存在するのか」といった概念から、日常的に必要となる知識や用語、資料の見方や社員への指示の出し方までを解説しているそうです。
起業や、経営・マネジメント層へのキャリアアップを目標としている人が持ち合わせておくべき経理の知識と、経理を活用して売上や利益を伸ばすポイントを解説した実践書となっています。
難航する事業計画の味方
明日香出版社は、『決定版 7日で作る事業計画書』を1月19日(金)に発売しました。
何度も練り直すといわれる事業計画の説得力をあげるための思考法や、短期間に事業計画書の作り方を解説しています。
事業をどうやって作るのかを学べるため、新規事業の立ち上げを任された人や、起業を志している人から好評を得ているそうです。
読んですぐ実践しやすいように、ダウンロードできる事業計画書のデータが特典として用意されています。
人生100年時代のキャリア論とは?
freeeが、起業・開業の専門雑誌『起業時代 vol.5』を刊行しました。発売を記念したトークイベント「大人だって転身できる!しなやかな転身術!」を2月2日(金)に開催します。
長期キャリア論のなかで、さまざまなライフスタイルを転換(ピボット)しながら生きること、いわゆるライフピボットというキャリアの拡げ方を、副業や社内起業など事例とともに紹介しています。
起業・開業するならこの1冊の言葉通り、総勢34人の起業ストーリー紹介や、決算・申告、インボイスの攻略本もついているため、勉強になりそうです。