トヨタ車体が東京オートサロン2024において海外仕様純正部品を選りすぐって装着したカスタマイズカーの「ブラッククルーザー70」と、2023年の東京オートサロンに出展した「ランクル40×ランクル70」の完成形を公開
トヨタ車体は2024年1月12日、東京オートサロン2024において同社が運営する「ランクルBASE」からカスタマイズカーの「ブラッククルーザー70」と、2023年の東京オートサロンに出展した「ランクル40×ランクル70」の完成形を披露した。
まずはランクルBASEカスタム「ブラッククルーザー70」。世界各地で様々な使われ方をしているランドクルーザー70だからこそ設定されている多彩な海外仕様純正部品を選りすぐって装着したカスタマイズカーで、ボディカラーにはオリジナルマット塗装のアティチュードブラックマイカを施すことでモダンさとタフさを表現する。海外仕様純正部品としてはウインチやシュノーケル、サイドミラーなどを装備。また、参考出品のオリジナルパーツとしてラジエターグリルやバンパー、スキッドプレート、フロントターンランプレンズ、オーバーフェンダーなどを配備した。車名のブラッククルーザー(Black CRUISER)には、海外純正部品を日本に持ち込む“黒船”との思いを込めている。なお、ブースには海外仕様純正部品の展示コーナーを設け、年央販売予定のウインチ&FRバンパーセット、ピントルフック&ステップセット、16インチアルミホイール、リアコンビネーションランプなどを紹介していた。
もう1台は、2023年の東京オートサロンに出展した「ランクル40×ランクル70」の完成形。ランドクルーザー40のボディにランドクルーザー70のベアシャシーを組み合わせたカスタマイズカーで、70の高い耐久性や信頼性、悪路走破性はそのままに、40のクラシカルなボディとカラーリングを活かしたスタイルに仕立てる。今回の完成形では、各部を熟成させるとともに、ボディ前部を改造してラジエーターを搭載。ボディ延長分は165mmとなる。また、電装系では40の24Vと70の12Vを両立。さらに、排ガス基準・法規に適合させて公道走行を可能とした。一方で内装については、インパネなどをよりハイクオリティに仕上げるとともに、ヘッドライナーやシート表皮、フロアマットなどに難燃性の素材を採用して法規制に対応させている。
文・大貫直次郎/提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ