リオネル・メッシ 写真:Getty Images

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやFWルイス・スアレスなど擁するMLS(アメリカ・メジャーリーグ)のインテル・マイアミは、今月7日に国立競技場でヴィッセル神戸と対戦。「Inter Miami in Tokyo 2024」がTBS系『THE TIME,(ザ・タイム)』で1日に告知されたが、総合司会の安住紳一郎アナウンサーがチケットの売れ行きをリポート。FW大迫勇也をはじめ神戸所属選手への言及はなかった。

 マイアミは先月下旬からアジアツアーを実施。ブラジル代表FWネイマール所属のアル・ヒラル、FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルと、サウジアラビア1部所属クラブと対戦するほか、今月4日には香港で親善試合を実施。同クラブの来日メンバーには、メッシやスアレス、DFジョルディ・アルバ、MFセルヒオ・ブスケツと、元バルセロナ所属選手4名全員が含まれている。

 豪華メンバーが来日するにも関わらず、「Inter Miami in Tokyo 2024」の公式X(旧ツイッター)アカウントでは、先月29日に「現状、放送・配信の予定はございません」とアナウンス。地上波の番組では試合開催がほとんど告知されなかった。

 そんな中、ザ・タイムは番組内でメッシのVTRを交えながら告知。安住アナは「もう水曜日なので1週間切っているんですけど、メッシさんが来日するっていう告知のプロモーションがちょっと遅くなった」と断った上で、「実はメッシを日本で見られるって知らない人が多い。チケットが相当残っているそうなので」とコメント。

 「もしかすると20年後、30年後メッシを生で見たよって言えるかもしれない」と視聴者にチケット購入を後押ししたが、神戸の2023シーズンJ1制覇に対する感想や、大迫、MF山口蛍など神戸が擁する元日本代表選手に対する印象を述べることはなかった。