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軽自動車の白ナンバー取得料金はいくら?
軽自動車を白ナンバーにしたいときの申し込み方法

軽自動車の白ナンバー取得料金はいくら?

【2024年】軽自動車は白ナンバーに変更できない?申込方法や種類を解説
(画像=@xiaosan/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

軽自動車の白ナンバー取得にかかる基本料金は都道府県によって差があるものの、8,000円から10,000円程度となっています。

また、寄付金の有無によって料金は異なります。ケース別軽自動車の白ナンバー取得料金は以下の通りです。

ケース1|寄付なしのモノトーンカラー版の取得料金
寄付金を納めない場合、ナンバープレートは色のないモノトーンカラー版で交付されます。模様は入っていますが、色がついていないタイプのナンバープレートです。

モノトーンカラー版は「寄付金を払わずにナンバープレートを変更したい」「黄色ナンバーは嫌だが、色付きで目立ちたくない」という方におすすめとなっています。

モノトーンカラー版で軽自動車のナンバーを取得する際の目安料金は以下の通りです。

全国版図柄入りナンバープレート:8,000円~10,000円程度
地方版図柄入りナンバープレート:7,500円~9,500円程度
大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート:9,000円程度
※1 金額は税込

※2 料金はナンバープレート2枚セット、1枚のみでは半額となるケースが多い

参考:地方版図柄入りナンバープレート【登録自動車 中板】 交付手数料(2枚セット)

ケース2|寄付ありのフルカラー版の取得料金
寄付金を納める場合、フルカラー版でナンバープレートの交付を受けられます。寄付に必要な金額は1,000円以上であり、1,000円以上であれば金額は任意です。

国土交通省によると、寄付金は当該地域における交通改善、観光振興などに資する取組みに充てられています。

また、寄付金を納める場合、フルカラー版だけでなくモノトーンカラー版を選択することも可能です。

フルカラー版で軽自動車のナンバーを取得する際の目安料金は以下の通りです。

全国版図柄入りナンバープレート:8,000円~10,000円程度+1,000円以上の寄付金
地方版図柄入りナンバープレート:7,500円~9,500円程度+1,000円以上の寄付金
大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート:9,000円程度+1,000円以上の寄付金
※1 金額は税込

※2 料金はナンバープレート2枚セット、1枚のみでは半額となるケースが多い
参考:全国版図柄入りナンバープレート【登録自動車 中板】 交付手数料(2枚セット)

軽自動車を白ナンバーにするデメリット
軽自動車が白ナンバーであるデメリットとして挙げられるのは以下の3つです。

普通車と間違えられる可能性がある
ナンバープレートの耐久性が低めである
元のナンバーから差し替えると取得費用が余分にかかる
普通車との区別がつきにくくなる、またはナンバー自体の耐久性が低いなどの弱点が指摘されています。

普通車と間違えられる可能性がある

1つ目のデメリットは「普通車と間違えられる可能性がある」点です。

このデメリットが表面化するのは高速道路の料金所が挙げられます。近年では「ETC」(電子料金収受システム)の車載器が搭載されている車が増えて、人の手によって高速道路の通行料金を支払う場面が減少しました。

軽自動車が黄色ナンバープレートとなった理由には“普通車との区別をつける”のが挙げられますが、ETCの普及に伴い、黄色のナンバープレートである必要性がなくなったとも考えられるでしょう。

しかし、日本各地には未だに通行料金を人の手で直接支払う料金所施設も存在します。可能性は低くなっているものの、通行時に普通車と間違えられて、通行料を普通車設定で請求されるかもしれません。

ナンバープレートの耐久性が低めである

2つ目のデメリットは「ナンバープレートの耐久性が低めである」点です。

通常使用されている黄色のナンバープレートでは、アルミ素材のプレートに黄色の塗料が塗られて製造されています。しかし、2020東京オリンピック・パラリンピックでの特別仕様、ご当地ナンバーなどの特殊なナンバープレートでは「ラッピングシート」と呼ばれる材料が使われており、絵柄や数字部分の文字が剥がれてしまう恐れもあるそうです。

黄色のナンバープレートよりも耐久性で見劣りするかもしれない点を加味して、白ナンバーを選ばなければならないでしょう。

元のナンバーから差し替えると取得費用が余分にかかる

3つ目のデメリットは「元のナンバーから差し替えると取得費用が余分にかかる」点です。

新しく軽自動車を購入した際に白地のナンバープレートを選ぶなら、余分な費用をかけずに通常かかる登録費用だけでナンバーを取得できるでしょう。

しかし、今まで黄色ナンバーを使っていた、あるいは他所から転居してきて車の登録変更を余儀なくされた人が新たに白ナンバーとする場合、“再登録”としてナンバープレートの取得費用がかかるのを覚悟しなければなりません。

また、ナンバープレートを変更する際、ETCを利用しているユーザーであれば別途「ETCの登録情報」も差し替えが要求されます。ETCの情報登録に関連した変更方法はディーラーやカー用品店など専門業者に頼まなければ難しいため、作業を依頼するのにも費用がかかると想定すべきでしょう。

軽自動車を白ナンバーにしたいときの申し込み方法

【2024年】軽自動車は白ナンバーに変更できない?申込方法や種類を解説
(画像=©romaset /stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

この項目では、「軽自動車を白ナンバーにしたいときの申し込み方法」を解説します。

軽自動車のナンバープレートを黄色から白に差し替える、あるいは車両購入時から白ナンバーにするなどのシチュエーションが考えられるでしょう。

今回は、前述の“軽自動車のナンバープレートを黄色から白に差し替える”例を取り上げてみました(※)

2024年1月現在で、交換に対応しているナンバープレートの種類は以下の3つです。

  • 全国版図柄入りナンバープレート
  • 地方版図柄入りナンバープレート
  • 大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート

現状、軽自動車向けの“真っ白なナンバープレート”の交付は行われていませんが、「全国版図柄入り」もしくは「大阪・関西万博特別仕様」のいずれかで、黄色のフチ取りや絵柄が入ってしまうものの“白いナンバープレート”が入手できます。

具体的な申し込み方法は以下のとおりです。

  • 【方法1】最寄りの「軽自動車検査協会」へ直接行く
  • 【方法2】「図柄ナンバー申込サービス」でWeb申し込みをする

ぜひ、ご自身の軽自動車を“白ナンバー”へ交換したいなら、参考としてみてください。

※交換前のナンバープレートで使用している「車両登録ナンバー」と同じ番号を使用するのを前提に解説しています。

【方法1】最寄りの「軽自動車検査協会」へ直接行く
1つ目の方法が「最寄りの『軽自動車検査協会』へ直接行く」です。

各都道府県には運輸支局に隣接して「軽自動車検査協会」が設置されており、軽自動車のナンバープレート交付に関連した業務を行っており、予約方式で受付を行っています。

次からは、検査協会で直接申し込みをする流れを3つの段階にわけて解説してみました。

【手順1】申し込みに必要な書類を揃える
【手順2】検査協会へ出向いて書類の提出&手数料の支払い
【手順3】交換引換証書をもらって指定された日程でナンバープレートを取りに行く
【手順1】申し込みに必要な書類を揃える

1つ目は「申し込みに必要な書類を揃える」です。

ナンバープレートを差し替えるには、以下2つの書類を検査協会の窓口へ提出しなければなりません。

自動車検査証(車検証、コピーしたものでも可能)
再交付・交換申請書(窓口でも貰える)
車の所有者自身で用意するのは「自動車検査証」です。車のグローブボックス内などに普段常備しているものとなるため、すぐに用意できるでしょう。コピーした自動車検査証でも対応してもらえるため、書類を汚してしまうなど不安な人は事前の準備がおすすめです。

もうひとつ用意しなければならないのが「再交付・交換申請書」です。窓口へ出向くと用紙を貰えるので自身で用意する手間が省けます。用紙に記載された項目へ漏れなく記入して、ナンバープレート交換の申し込みを進められるよう準備しましょう。

【手順2】検査協会で書類の提出&手数料の支払い

2つ目は「検査協会で書類の提出&手数料の支払い」です。

再交付・交換申請書の記入が終わったら、検査協会もしくは関連団体の窓口にて車検証とともに提出します。

同時に、ナンバープレートの交付にかかる手数料(交付手数料、ナンバープレート代)を支払わなければなりません。請求される手数料分のお金を事前に用意するとよいでしょう。

【手順3】交換引換証と引き換えでナンバープレートを受け取る

3つ目は「交換引換証と引き換えでナンバープレートを受け取る」です。

書類の提出&手数料の支払いが済んだら、検査協会の窓口にて「交換引換証」を受け取ります。

交換引換証はナンバープレートを受け取るための大切な証書となるため失くさないよう注意しましょう。

交換引換証に記載されている「交付可能年月日」以降の有効期限内であれば、ナンバープレートへの引き換えが可能。都合のよいタイミングでナンバープレートを受け取りましょう。

ナンバープレートの受け取りで注意したいポイントが「注文製作」となる点です。

今回解説している“白ナンバー”のナンバープレートは注文製作となり、申請から受け取りが可能となるまで2週間程度かかるケースが多いようです。受け取りまでに時間がかかる点を把握しておくとよいでしょう。

【方法2】「図柄ナンバー申込サービス」でWeb申し込みをする
もう1つの方法が「『図柄ナンバー申込サービス』でWeb申し込みをする」です。

軽自動車検査協会が最寄りにない場面でも、インターネットサイト「図柄ナンバー申込サービス」よりナンバープレート交付の希望申請が可能。手数料もインターネットなどから振り込みができる仕組みです。

以下、4つの流れを順に解説してみました。

【手順1】図柄ナンバー申込サービスのページから申込み&手数料などを納付する
【手順2】交換申請書のダウンロード及び印刷
【手順3】検査協会で書類を提出する
【手順4】窓口にてナンバープレートを受け取る
【手順1】図柄ナンバー申込サービスのページから申込み&手数料などを納付する

1つ目は「図柄ナンバー申込サービスのページから申込み&手数料などを納付する」です。

図柄ナンバー申込サービスのサイトには“申込”のページが存在しており、必要事項の記入を済ませて、手数料の納付方法まで設定できます。

なお、Web申し込みとなる際、手数料の支払方法は以下の3つから選択可能です。

ペイジー(ATM振込) .
ペイジー(インターネット振込)
その他(銀行振込等)
【手順2】交換申請書のダウンロード及び印刷

2つ目は「交換申請書のダウンロード及び印刷」です。

図柄ナンバー申込サービスから、必要事項をひと通り記入して出来上がった「交換申請書」をファイルダウンロードして、印刷します。

なお、交換申請書を印刷できない状況にある場面では、「図柄ナンバー申込サービス」の運営にかかわっている最寄りの“予約センター窓口”(一般社団法人となっているケースが多い)へ出向き、交換申請書を受領することも可能です。

【手順3】検査協会で書類を提出する

3つ目は「検査協会で書類を提出する」です。

検査協会へ直接出向くのと同様、用意した以下3種類の書類を窓口へ提出します。

自動車検査証(車検証、コピーでも可能)
ナンバープレート(車両番号標)
交換申請書(交換引換証)
これら3つで注意したいのは「ナンバープレート」です。

今まで使用してきたナンバープレートは窓口にて返却することとなります。なお、プレートに所定の位置へ穴を開ければ「記念所蔵」できるケースもあるため、もし記念に残したいなどの理由があれば窓口にて確認するとよいでしょう。

【手順4】窓口にてナンバープレートを受け取る

4つ目が「窓口にてナンバープレートを受け取る」です。

今まで使用してきたものと引き換えで、新しいナンバープレートを入手することとなります。

その際、注意したいのは“2枚セットで引き換える”点です。Web申込では2枚セットでの交換となり、1枚分だけの申し込みができなくなっています。申し込みの際、欠かさず確認しましょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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