評価サイトで「Yi-34B」がChatGPTの次にランクイン

AlpecaEvalより引用
トップを走るChatGPTはパラメーター数3550億、競合となるFalcon-180Bがパラメーター1800億、LlaMa2‐70Bが700億だが、Yi-34Bは340億である。
ほかの言語モデルよりもバロメータ数が少ないものの、2023年10月には中国の言語モデルのベンチマークサイトSuperCLUEで、Yi-34B(中国語機能)がBaidu ERNIE、Qwen、Baichuanなどを上回り、GPT-4に次いで2位にランクイン。
その後12月には、言語モデルのベンチマークサイトAlpecaEvalで、Yi-34B(英語機能)は競合を追い抜きChatGPTの次にランクインした。
どうやら、パラメーター数が多ければいいというわけではないらしい。ちなみに、NVIDIAのサイトからYi-34Bのお試し版が利用可能だ。英語と中国語がメインだが、日本語でも答えてくれた。気になる方は試しみてはいかがだろう。
今回のYi-34Bのように、ChatGPTの地位を脅かすAIは度々登場している。たとえば、中国科学院・清華大学研究者らが開発した“Xwin-LM”もその1つだ。
中国のLLM系の生成AIは現在130もあり、世界全体の40%を占めるという。米国が世界シェア50%でリードするなか、今後もますます熾烈な戦いが予想されている。
参考・引用元:01.AI公式サイト
(文:MI001YOU)