周囲でサゴシがヒット
明るくなったタイミングでルアーを変えていると近くの人にヒット。だいぶ遠くでヒットさせているように思える。私も続け!とばかりにフルキャストするとすぐにヒット!間髪に入れずに合わせを入れて、さぁいざ勝負。と思った矢先にバラし。カットされたかと一瞬ヒヤッとしたが、ジグの重みはある。とりあえず回収し、リーダーを確認。噛み跡はなかったのでそのまま続行だ。
50cm弱サゴシをキャッチ
釣果情報ではそれなりに釣れていたのですぐにもう一度ヒットするだろうと思っていたが、なかなか釣れない。ポツポツと竿を曲げる人もいるが事前情報とは完全に違う。
釣りあるあるの「昨日までは釣れていた」を引いてることは間違いない。このところ、あまり遅れをとることがなかったので、アタリを引き出せずに焦りはじめてきた。チャンスタイムを逃さないか、不安になるがこういう場面こそ落ち着いて丁寧に釣りをしたい。
私もなんとか自分に言い聞かせて、先ほどよりもスローに誘うとヒット。今度はしっかり乗ったようで、ライトショアジギングならではの引きを楽しみ、無事キャッチ。50cm弱程度の本命サゴシだ。釣ったらすぐに帰ろうと思っていたが、人間とは欲深いものでサッとクーラーに魚をしまい、2匹目を狙って続けてしまう。
サゴシは炙りと塩焼きに
2匹目狙いに20分ほど投げるも、時合いは終わってしまったのか、全体的に既に沈黙。一応釣れたしこれで良いだろうと思い納竿。当日はしっかり遠投勝負感があり、2ヒットともかなり遠くでのヒットだった。
私が納竿する頃までは釣り場に30人ほどがいたが釣れていたのは10人程度。1番釣っている人で2匹といったところだ。ショアからのルアー釣りならまずまず釣果ではあるが地元の釣り人に話を聞くと群れが入ると全員釣れてもおかしくとのこと。ベイトっ気もなく、魚が留まるような場所にも思えないので群れが抜けてしまうのは時間の問題かもしれない。
釣ったサゴシは半身は炙り、半身は塩焼きにした。焼き物はパサパサしないか不安だったが、魚の味もしっかりありつつもしっとりして美味だった。今回は景気良く持ち帰り釣果を得ることができて満足の釣果となった。釣果が聞こえたらすぐに釣りに行くくらいでないと青物は去ってしまうこともしばしば。釣るコツは釣果があったらすぐに釣りに行く大切さを感じれた釣行になった。
<永井航/TSURINEWSライター>