リバプール所属の日本代表MF遠藤航は、11月30日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)LASKリンツ戦でフル出場。好パフォーマンスを発揮しただけに、3日開催のプレミアリーグ(イングランド1部)フラム戦でのプレーも期待されているが、現地では同選手のコメントが否定的に解釈されている。
遠藤は今年8月にVfBシュツットガルトからリバプールへ完全移籍。しかし今季ここまでプレミアリーグでの出場時間が少なく、カップ戦要員に。30歳という年齢を理由に、同選手の獲得に対する疑問の声が現地で上がっているが、先月下旬から調子が上向きつつある。
英紙『デイリーメール』によると、遠藤は「プレミアリーグでプレーできるのがとても嬉しいですね。プレースピードが速いので慣れるのが難しいですけど、ハードワークを続けてプレーすれば慣れるかなと思います。もう30歳ですけど、サッカー選手として成長するチャンスはあると思うので、ここに来ることができてとても嬉しいですね」
「どの試合でもプレーする準備はできていますし、それが一番大事なこと。すべての選手がこのクラブに必要なので、どの試合でも準備して、チームが勝てるように努力するだけです」と語ったとのこと。
プレミアリーグへの適応という点で前向きなコメントを残しているにも関わらず、『デイリーメール』は「遠藤はプレミアリーグの環境に適応するのは予想以上に難しかったと認めた。彼はリバプール移籍を後悔しているのだろうか?」と、後ろ向きな解釈に終始している。チームが年明けまで過密日程を過ごす中、遠藤には周囲を納得させるだけのパフォーマンスが求められる。