ジブラルタル1部リンカーン・レッド・インプスFC所属のオランダ人MFジュマニー・バーネットに、Jリーグクラブが関心を寄せている模様。本人が自身の去就について語っている。
現在22歳のバーネットは、右利きのセントラルMF。オランダ2部FCデン・ボスの下部組織で出場機会を確保できず、2021/22シーズン終了後に退団。ジブラルタル1部グラシス・ユナイテッドFCで1シーズンプレーした後、今年夏にリンカーンへ加入している。
国内リーグ27度の優勝を誇り、リーグ3連覇中のリンカーンでは、ここまで9試合に出場。UEFAチャンピオンズリーグ1回戦やUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ3回戦でもプレーしているが、国内リーグでは7試合中2試合のスタメン出場にとどまっている。
そんなバーネットは先月、オランダメディア『Voetbal』のインタビューで「最終的にトップレベルに達するためならば、クラブや国に特にこだわりはない。僕の夢は、いつか日本でプレーすることだ。偶然にも今、日本のクラブとも連絡を取っているが、それがどうなるかは様子を見る必要がある」と、Jリーグクラブからの関心を告白。
「昨季グラシスでプレーしていた時、スペインやヨーロッパ以外の国々からの関心があった」と振り返った一方で、「リンカーンは現在2位と優勝争いを繰り広げており、クラブの設備は整っている。欧州カップ戦でもプレーしたし、僕自身が正しい道を進んでいることを後押ししてくれているんだ」と、現所属クラブへの満足感も覗かせた。