J2リーグ3位の東京ヴェルディは12月2日、J1昇格プレーオフ決勝で4位清水エスパルスと対戦。国立競技場開催の一戦における観戦マナーを公式サイトにて案内しているが、準決勝ジェフユナイテッド市原・千葉戦と同様、アウェイサポーターに対するルールが話題を呼んでいる。
J1昇格プレーオフは準決勝、決勝ともにリーグ戦上位クラブのホームスタジアムで実施。味の素スタジアムで行われた東京V対千葉では、東京Vが2-1で勝利。モンテディオ山形をホームで下した清水と決勝で激突することになった。
東京Vは味の素スタジアム開催のホームゲームにおける観戦マナーとして「ビジターチームのビッグフラッグの掲出及びそれに準ずる行為は禁止とさせていただきます。(準ずる行為の例:コレオグラフィー等)」と、クラブ公式サイトを通じてアウェイサポーターに案内。
ホームゴール裏でコレオグラフィーが実施されたほか、ビッグフラッグが掲出された一方、アウェイエリアではこうした行為が見られなかっただけに、ネット上では「これがアウェイの洗礼か…」「対戦相手にもコレオやらせてもいいのでは?」「謎のルール」など落胆や疑問の声が噴出。
また清水戦が国立競技場開催であるだけに、アウェイサポーターに対する「コレオグラフィー実施、ビッグフラッグ掲出禁止ルール」の適用外を期待するSNSユーザーも見られた。
そんな中、東京Vは30日に「12/2(土)J1昇格プレーオフ 決勝(14:05キックオフ)の会場運営について」と題して、試合情報を案内。清水サポーターに対しても同様の禁止事項を設けるとした。
これには「意味が分からない」「アウェイにビッグクラブ、コレオ禁止。また色々言われそう」「禁止の理由を説明してほしい」といった声が。「こんな嫌がらせ運営喰らうのも、全ては勝ち点1足りなかったから」などと開き直る清水サポーターも見られる一方、一部の東京Vサポーターからは「ホームアドバンテージだから当然」「そんなにルール嫌ならば、ヴェルディより上の順位行けば良かったのに」と、自クラブの観戦マナーを支持するコメントも寄せられている。