鎌田大地 写真:Getty Images

 イタリア1部のラツィオで厳しい状況に置かれているMF鎌田大地だが、トルコ1部ガラタサライへの移籍が近づいているようだ。1月30日付けで英国メディア『Star』が報じている。

 日本時間29日に行われたセリエA第22節ナポリ戦(0-0)でベンチスタートとなり、出場することなく試合を終えた鎌田。これまでも度々ガラタサライへの移籍が報じられていたが、地元メディア『LA LAZIO SIAMO NOI』はそれが破談になったと伝えていた。しかし、この度の報道では鎌田の移籍に関して何らかの進展があったようだ。

 ガラタサライはフランス人DFサシャ・ボエをドイツ1部のバイエルン・ミュンヘンに売却。『Star』によると、この売却で得た資金を選手の移籍金に充てたいと考えているという。鎌田自身は自分のプレースタイルに合うクラブへの移籍を希望しており、ガラタサライからのオファーに好意的と見られ、同メディアは「ハッピーエンドは近い」と記している。

 ドイツ1部のアイントラハト・フランクフルトを2022/23シーズンで退団した鎌田は、2023年8月にラツィオへ加入。今シーズンリーグ戦16試合に出場し、1ゴール1アシストを記録した。出場した16試合のうち、ベンチスタートは半分の8試合で、フル出場は1試合のみとなっている。

 AFCアジアカップを戦う日本代表メンバーには選出されなかった鎌田。このままガラタサライに加入するのだろうか。去就に注目が集まる。