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速度超過による事故は全体の約1%!「速度を守っていれば安全」ではない

速度超過による事故は全体の約1%!「速度を守っていれば安全」ではない

高速道路で起きる事故原因の8割を占める「3つの“不”」とは?
(画像=©Piman Khrutmuang/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

では、肝心の「速度超過」はどの程度の割合を占めているのかというと、「最高速度」の違反は58件で、全体のたった1%ほど。そして『速度違反はしていないが、状況に応じて安全な速度で走行しなかった』という安全速度違反も、約1%に過ぎません。

高速道路上での事故は、ほとんどが前方不注意や動静不注視、安全不確認によって引き起こされており、「スピードの出し過ぎ」が原因となることは少ないのです。

つまり、高速道路では、速度を守ることは当然として、それと同時に気をつけるべきポイントは他にもたくさんあるということ。

クルマの装備は年々進化し便利になってきていますが、その便利な機器を操作しようと一瞬視線を逸らしたとき、気がついたら前のクルマが減速していた、という経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

あるいは、遠出をして普段見慣れない景色が見えてきたとき、ついその景色に目が行ってしまい、前方への注意が疎かになる瞬間もあるでしょう。

こういった一瞬の注意力の低下によって、思わぬ重大事故につながってしまうことがあるのです。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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