2月19日(月)から21日(水)まで、長野県にある小諸蒸留所でウイスキー界の世界的イベント「第5回ワールド・ウイスキー・フォーラム」が開催される。これを記念し、同蒸留所ではフォーラムの余韻が残る2月23日(金・祝)から25日(日)にかけて「小諸蒸留所ウイスキー・フェスティバル」を開催。また、ワールド・ウイスキー・フォーラム開催記念のリミテッド・エディション・ボトルも予約販売する。ウイスキー愛好家は要チェックだ。
小諸蒸留所のフェスティバルでウイスキーの魅力にハマる!
「小諸蒸留所ウイスキー・フェスティバル」は、本会場と特設会場の2会場で実施される大規模イベント。会場同士を、1周20分程度で走る無料周遊バスが結びつける。
ウイスキー関連講座で知識を習得
本会場となる小諸蒸留所では、マスター・ブレンダーのイアン・チャンさんによる特別マスタークラスを実施。熟成途中の原酒(ニューボーン)数種を振る舞いつつ、将来のボトルについて解説する。
また、チーフ・エデュケーターのエディ・ラドローさんによるテイスティング講座や、プロバーテンダーによる体験セミナーも実施予定だ。
“五感”でウイスキーを楽しもう
ウイスキーを“五感”で楽しむ企画も盛りだくさん。NHK交響楽団による弦楽三重奏の生演奏や、ウイスキーの香りを楽しむコーナー、中島範雄さんの絵画シリーズ「Water Planet」の展示など、さまざまなコンテンツを用意している。
特設会場でウイスキーやワイン、日本酒を無料試飲
特設会場では、「ワールド・ウイスキー・フォーラム」に参加した世界の蒸留所のウイスキーを試飲することが可能。また、長野県産ワインや日本酒も無料で楽しめる。
リミテッド・エディション・ボトルが登場
イベントとは別に注目してほしいのが、小諸蒸留所が「ワールド・ウイスキー・フォーラム」開催を記念してつくり上げたリミテッド・エディション・ボトル。
このボトルは都市をイメージした3本で構成されており、2月23日(祝・金)に「台湾」「東京」に続く最終章となる「小諸」がリリースされる。それぞれ紹介しよう。
リミテッド・エディション「台湾」
マスターブレンダーのイアン・チャンさんが故郷に思いを馳せてつくり上げた1本。スペイン産シェリー樽とワイン樽で熟成し、台湾の心地よい暖かさと緑豊かな風土を表現した。
リミテッド・エディション「東京」
東京の魅力にインスピレーションを得たボトル。ピート香とフルーティーな香りを調和させ、現代と伝統が融合する都市・東京を表現している。
リミテッド・エディション「小諸」
小諸の自然と文化を映し出した「小諸」は、バニラやココナッツの香りと、蜂蜜の甘みが織り交ざった複雑な味わいが魅力。熟成が進むにつれて香木のニュアンスが加わり、さらに奥深い味わいへと変化する。
なお、各ボトルはまだ予約段階で、注文後に自宅に届くのは2027年以降となる予定。リミテッド・エディションの質に期待しながら、待ち、そして味わう楽しみを、今から自分に用意してみては。
小諸蒸留所ウイスキー・フェスティバル
日時:2月23日(金・祝)〜25日(日)10時〜18時
本会場:小諸蒸留所
所在地:長野県小諸市甲字軽石4630-1
(IKKI)
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