知床の高台にある森のリゾート「KIKI知床ナチュラルリゾート」が、インスタレーションによるアート展示『原生林のエントランス』を展開中。
寝て入れるサウナ「ネウナ」やエストニア生まれのカマクラ型サウナ「イグルーサウナ」、セルフウィスキングが楽しめる「ウィスキングサウナ」など、サウナ施設の充実ぶりも見逃せない同リゾートで、可視化された“植物の息づかい”を感じてみてはいかがだろう。
アートスタジオ「haptics.inc」とコラボ
「知床で感じる日本のアート」をコンセプトに、様々なアーテイストとのコラボを実施してきた同リゾート。
今年1月からは、アートスタジオ「haptics.inc」とコラボしたインスタレーション『原生林のエントランス』を展開し、館内の至るところで約50点ものアートを展示している。
同インスタレーションは、「haptics.inc」の代表にして映像作家・写真家でもある北川陽稔さんが、知床の森を実際に歩き、自然を愛でるようにファインダーに収めていった作品で構成されている。
森の色彩を感じさせる大型タペストリー
メイン展示となる大型タペストリーは、レセプションの吹き抜けに設置され、原生林が見せる圧倒的なオーラや、その背景にある北海道の植生・生態系の価値を伝える。
館内を彩る大小様々なプリント
ラウンジやエレベーター、廊下などの各所に、大小様々な写真プリントを展示。森とホテルの共生を印象付けながら、実際に森を歩くネイチャーウォークへの欲求を掻き立てる。
光のシャワーを追体験するメディテーションムービー
シアターラウンジのスクリーンでは、知床の原生林とカムイワッカを舞台にした記録映画『光の道(Way of Light)』を上映。降り注ぐ光に着目した映像や高品質な環境音が、森の中にいるような感覚をもたらすだろう。
同リゾートでの滞在をより豊かにする『原生林のエントランス』は、約1年間の展示を予定。非日常的な癒しに包まれながら、自分の中にある感受性を解放してみるのも悪くないだろう。
『原生林のエントランス』
場所:KIKI 知床 ナチュラルリゾート
所在地:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192番地
アクセス:「女満別空港」からクルマで約110分
(zlatan)