ゼンリンが調査・整備するEV充電スタンドの詳細情報を拡充
満車・空車状況をリアルタイムで確認できる「満空情報」を提供開始
~日本初(※) 複数の充電ネットワーク事業者が管理するEV充電スタンド満空情報を一括管理~
株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:髙山善司、以下ゼンリン)は、EV充電スタンドの満車・空車状況をリアルタイムで確認できる「満空情報」の提供を開始しました。
まずは第一弾として1月24日より、株式会社エネゲート、BIPROGY株式会社の2社が保有する約4,800口(2023年12月末時点)のEV充電スタンドの利用状況を、自動車メーカーやナビメーカー、EV関連サービス事業者向けに順次提供開始します。なお、対象となる充電ネットワーク事業者は、今後順次追加予定です。
(※) 2024年1月24日現在 ゼンリン調べ
▲満空情報を地図上で表示したイメージ画像
■「満空情報」提供の背景
ゼンリンでは2009年より、日本全国のEV充電スタンドの詳細な情報を調査・整備しています。これまでナビメーカーや自治体など各種事業者へと提供し、EV用のナビゲーションシステムやEV充電スタンドの設置場所の検討に活用いただくことで、EVの普及や利用者の満足度向上への貢献を目指してきました。
この度EV充電スタンド情報の更なる価値向上に向け、日本初の、複数の充電ネットワーク事業者が個別管理する満車・空車情報をリアルタイムで集約しまとめて配信する「満空情報」の提供を開始しました。
■今後の予定
複数の充電ネットワーク事業者と連携し、より多くのEV充電スタンドの満車・空車状況の提供を通じた、EV普及および利用者の満足度向上への貢献を目指します。
【参考資料】
■「満空情報」の活用イメージ/EV用ナビゲーションシステム上での活用
・自車位置や目的地付近のEV充電スタンドの満空情報を確認
・EV充電スタンドの故障状況や休止情報について確認
➡先着車がいるEV充電スタンドや、故障中のEV充電スタンドへの案内を回避
・EV充電スタンドを経由するルート案内時に満空情報を加味する
➡充電渋滞を回避し、目的地までのスムーズな案内を可能にする。
■ゼンリンの「EV充電スタンド情報」特設サイトを公開中
日本全国のEV充電スタンドの最新口数情報から、都道府県別の口数情報、位置情報、コネクタタイプなど、ゼンリンが保有する様々な情報や、EVを取り巻く環境が分かるコラム記事など、様々な観点から充電スタンドの“今”を発信しています。