マティアス・アバルド 写真:Getty Images

 ウルグアイ1部デフェンソールからアルゼンチン1部ヒムナシアへレンタル移籍中のU23ウルグアイ代表FWマティアス・アバルドに、Jリーグ移籍の可能性がある模様。選手本人のSNS投稿に注目が集まっている。

 ウルグアイとドイツの国籍を有するアバルドは、身長172cmで左利きのウインガーであり、現在19歳。2022年にデフェンソールのトップチームへ昇格すると、プロ1年目からウルグアイ1部リーグ11試合でスタメン出場。昨年5月にはFIFA U20ワールドカップのグループステージ全3試合でプレーし、2ゴール1アシスト。国内外で実績を積むと、昨年8月にヒムナシアへ1年半の買い取りオプション付きレンタル移籍により加入する。

 そのヒムナシアでも移籍1年目の2023シーズンからリーグ戦9試合スタメン出場と定位置を掴むと、今月にU23ウルグアイ代表の一員としてパリ五輪南米予選に参戦。ここまでグループステージ2試合ともに先発出場で1アシストをマークも、チームは2戦2敗と決勝トーナメント進出が厳しい状況となっている。

 U23ウルグアイ代表招集により、ヒムナシアから一時離脱しているマティアスだが、29日にX(旧ツイッター)で自身の姿をアップするとともに、突然「各位」と日本語で投稿。すると、『Gimnasia Futbol Femenino』が「彼は物事を知っている…」と投稿した上で、「SOON」と日本国旗の絵文字を添えている。

 ウルグアイ人選手では、南アフリカW杯得点王のFWディエゴ・フォルランが2014シーズンから2年間セレッソ大阪でプレーしたことが記憶に新しい。19歳ながらパリ五輪世代の代表に招集されている逸材を、どのJクラブが狙っているのか気になるところだ。