今月31日開催のAFCアジアカップ決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦する日本代表。この一戦で、森保一監督がイラク戦と同じくMF南野拓実(ASモナコ)を左サイドハーフで、MF久保建英(レアル・ソシエダ)をトップ下でスタメン起用する可能性が海外で報じられている。
前線1トップでFW浅野拓磨(VfLボーフム)、2列目に左から南野、久保、FW伊東純也(スタッド・ランス)を配して臨んだイラク戦は、南野が中央寄りのポジションをとることにより、久保が右サイド寄りに流れるなど、攻撃時に使えるスペースが限定。攻撃陣が不発に終わると、DF菅原由勢(AZ)の不安定な守備もあり、1-2で敗れた。
このイラク戦の戦いを踏まえて、トップ下に久保、左サイドにFW中村敬斗(スタッド・ランス)、右サイドにMF堂安律(SCフライブルク)をスタメン起用したインドネシア戦では攻撃陣が機能。特に右サイドでは久保、堂安、DF毎熊晟矢(セレッソ大阪)の連係プレーから何度もチャンスを演出していた。
英メディア『スポーツモール』は29日、日本対バーレーンの一戦を展望。森保ジャパンの予想スタメンについて、前線1トップにFW上田綺世(フェイエノールト)を配すると、2列目は南野、久保、伊東とイラク戦と全く同じ並びに。右サイドバックでは、インドネシア戦で毎熊にスタメンを譲っていた菅原が名を連ねている。
それでも同メディアは「日本が4-1で勝利する」と予想。「日本はグループステージで我々が期待していたほどのパフォーマンスを発揮できず、説得力がなかったかもしれない。だが彼らはアジアカップでどのように調子を上げるのか理解している。一発勝負の舞台で、攻撃面でのパフォーマンスはさらに向上するだろう」と綴っている。
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『スポーツモール』のバーレーン戦スタメン予想
GK
鈴木彩艶
DF
菅原由勢、板倉滉、冨安健洋、伊藤洋輝
MF
遠藤航、守田英正
伊東純也、久保建英、南野拓実
FW
上田綺世
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