旗手怜央 写真:Getty Images

 日本代表OBの佐藤寿人氏が、31日に行われるAFCアジアカップ決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦のスタメンを予想。インドネシア戦につづきMF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF堂安律(SCフライブルク)、DF毎熊晟矢(セレッソ大阪)の起用を求めたほか、MF旗手怜央(セルティック)のパフォーマンスを称賛している。

 森保一監督は24日のインドネシア戦で、イラク戦からスタメンを8人入れ替え。久保をトップ下、左サイドに中村、右サイドに堂安を抜てきすると、右サイドで久保、堂安、毎熊の連係プレーから何度も相手守備陣を突破。FW上田綺世(フェイエノールト)が2ゴールを挙げるなど、3-1で勝利した。

 インドネシア戦で攻撃陣が機能しただけに、佐藤氏はターンオーバーを望んでいない模様。29日配信開始のDAZN制作『やべっちスタジアム』に出演した際に「相手のウィークポイントを突く」ことを重点に置いた上で、久保、堂安、毎熊の3選手のスタメン出場を予想している。

 また対戦相手の弱点については「バーレーンのサイドバックはかなり(マッチアップする)ウインガーに引っ張られる」と分析。「良い立ち位置を取りながら(サイドバックを)引き出すことにより、サイドバックとセンターバックとのギャップを作り出す。2列目から斜めのランニングで、ポケットを取ることが可能になる」と攻略法を語っている。

 さらに佐藤氏はFW伊東純也(スタッド・ランス)やMF旗手怜央(セルティック)のプレーにも期待。特に旗手については「インドネシア戦でもフリーランニングでスペースを作り出す動きが効果的だった」と語るなど、スタメン出場の可能性にも触れた。

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佐藤氏のバーレーン戦スタメン予想

GK

鈴木彩艶

DF

毎熊晟矢、板倉滉、冨安健洋、中山雄太

MF

久保建英、遠藤航、南野拓実

FW

堂安律、上田綺世、中村敬斗

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