小林祐希 写真:Getty Images

 北海道コンサドーレ札幌所属の元U17日本代表DF西野奨太が、スポーツ動画配信サービス『DAZN』の制作番組『やべっちスタジアム』に出演。沖縄キャンプでトレーニングに励む中、特別企画『デジっちが行く!』でU22日本代表DF馬場晴也らチームメイトに対するサポーターの反応を告白。MF小林祐希は自身の起用法に関するミハイロ・ペトロヴィッチ監督とのやり取りを明かした。

 新型コロナ感染拡大による制限が撤廃され、日常が戻ってきたJリーグクラブのトレーニングキャンプ。選手がビデオカメラを持ってチームメイトを直撃する『デジっちが行く!』も再開され、早速ファン・サポーターから注目を集めている。

 今月29日午前に配信開始の同企画では、沖縄県国頭郡恩納村の金武町陸上競技場で行われている札幌のキャンプに潜入。DF岡村大八とGK高木駿が撮影役を務める中、GK菅野孝憲やMF駒井善成らがビデオカメラの前に姿を現している。

 すると西野もカメラの前に登場。「スタメン奪取」を今季の目標に掲げると、U22日本代表DF馬場晴也、MF田中宏武と同部屋であることについては「部屋が汚い。SNSでサポーターが『キャンプ遊びじゃないぞと』とちょっと怒っていた」と、苦笑を浮かべている。

 一方、ヴィッセル神戸から札幌へ移籍して2シーズン目の小林は、MF田中克幸や駒井と一緒に食事している中、ペトロヴィッチ監督とのエピソードを告白。「去年、何試合かフル出場して『小林いいぞ!』とミシャ(ペトロヴィッチ監督の愛称)に言われていたのに、いきなりスタメン外された。『なんで外されたんですか?』と聞いたら、『お前は足が遅いからだ』と言われた」と、笑みを浮かべながらカメラに向かって喋っている。

 札幌は2月10日まで恩納村で過ごした後、同月14日から熊本県菊池郡大津町の大津町運動公園で2次キャップを実施。2024シーズンの明治安田J1リーグ開幕節では、敵地でアビスパ福岡と対戦する。