■NWO(世界統一政府)樹立のきっかけになるのか!?

 テドロス事務局長はパンデミック条約の“疾病X”の備えとしては、早期警戒システム、サプライチェーンの組織化、医薬品の試験のための研究開発の推進などが含まれる可能性があると説明した。

 今回のコロナ禍では富裕な各国において接触者追跡などの基本的な対応に苦戦したことを考慮すると、一次医療にも目を向ける必要があるとの指摘もなされた。

「私たちの歴史の中で何度も起こっていることなので、起こるかもしれないことを予測し、それに備えた方が良いです。私たちは準備ができていない状態で物事に直面すべきではありません。未知の事柄にも備えることができます」(テドロス事務局長)

WHO、致死性の「疾病X」に備えるため世界パンデミック条約の締結を呼びかけ
(画像=画像は「YouTube」より,『TOCANA』より 引用)

 今回のコロナ禍では公共の場所でのマスク着用などをはじめ、緊急事態宣言下さまざまな個人の行動がかなりの程度規制され得ることが浮き彫りになったが、しかし今回はあくまでも基本的には“推奨”や“お願い”であった。

 このWHOのパンデミック条約によって、これまでは“推奨”レベルであったことに法的拘束力が働くことになるのかどうか、慎重に検証する必要があるのは言うまでもないことだが、いずれにしても“タイムリミット”はすぐそこまできている。

 パンデミック条約が批准された場合、未来の“疾病X”によるパンデミックではWHOの権限がさらに強いものになっていることは間違いない。そして最悪の場合それがNWO(世界統一政府)樹立のきっかけにならないことを望むばかりである。

参考:「New York Post」ほか

文=仲田しんじ

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提供元・TOCANA

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